自由と自己の哲学 運と非合理性の観点から

李太喜/著

発売日:2024年3月

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ページ数
280,15p
ISBN
978-4-00-061634-8

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商品説明

長く、哲学者・神学者を悩ませてきた決定論から自由を擁護し、さらに進んで非決定論に向き合い、運と非合理性にさらされる人間の実存を考察する。とるべきではない選択肢を前に、ときにそう振る舞ってしまう人間の自由がもつ価値とは何か。その自由は私たちの生にとってどんな重要性をもっているのか。國分功一郎氏、野矢茂樹氏推薦。

長く、哲学者・神学者を悩ませてきた決定論から自由を擁護し、さらに進んで非決定論に向き合い、運と非合理性にさらされる人間の実存を考察する。とるべきではない選択肢を前に、ときにそう振る舞ってしまう人間の自由がもつ価値とは何か。その自由は私たちの生にとってどんな重要性をもっているのか。國分功一郎氏、野矢茂樹氏推薦。

目次

はじめに

第1章 選択可能性と自由の関係がなぜ問題になるのか
 第1節 決定論と対立する選択可能性
  1 選択可能性と自己決定性
  2 決定論と自由の対立
  3 選択─非両立論という立場
  4 選択─非両立論の抱える二つの問題
 第2節 源泉─両立論と行為の合理的コントロール
  1 ホッブズの系譜としての源泉─両立論
  2 源泉─両立論者の諸理論
  3 合理的コントロールとしての自由理解
  4 選択─非両立論者にとっての合理的コントロール
 第3節 整合性の問題
  1 選択可能性と合理的コントロールの緊張関係
  2 非合理性のアポリア
  3 運のアポリア
 第4節 必要性の問題
  1 フランクファートによる選択可能性原理の否定
  2 価値のアポリア

第2章 選択可能性と自由は整合的に理解できるのか
 第1節 従来の解決案を批判する
  1 加算モデル的解決の試み
  2 ミーリーの熟慮的リバタリアニズム
  3 ケインの葛藤理論
  4 加算モデル的解決の限界
 第2節 自由な行為が満たすべき合理的コントロール要件を検討する
  1 理解可能であるという基準から与えられる合理性
  2 非決定論下で持ち得るコントロール
  3 自由概念の記述的側面から見た合理的コントロール要件の妥当性
 第3節 自由論のドグマからの解放
  1 コントロールを向上させる選択可能性
  2 自由論のドグマとは何か
  3 自由論のドグマと対極にある自由観
  4 合理的コントロールを弱める選択可能性
  5 自由と運
  6 選択可能性を契機とする自己決定性のあり方
 第4節 自己決定する「自己」とは何か
  1 自由と自己の問題
  2 断絶を埋める二つの試み
  3 自己と選択の構成関係
  4 自己の理由モデルからの決別と、自己の動的なあり方
  5 整合性の問題の「解消」

第3章 選択可能性はなぜ必要とされるのか
 第1節 人を非合理性と運にさらす選択可能性が持つ価 ほか

商品詳細

出版社名
岩波書店
サイズ
22cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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