ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い

野矢茂樹/著

発売日:2022年2月

  • ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い
  • ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い
  • ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い
  • ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い
ページ数
342,8p
ISBN
978-4-00-024063-5
著者情報
野矢 茂樹(ノヤ シゲキ)
1954年東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、立正大学文学部教授。東京大学名誉教授。専攻は哲学

¥2,860 税込

13 nanacoポイント

13 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

ウィトゲンシュタインの主著である『哲学探究』は現代哲学に巨大な影響を与え、また哲学を越えて注目され続けてきた。しかし断片的な考察を連ねているように見える特異なスタイルのため、その全体像を捉えることは困難であり、『哲学探究』を読む者は自分の気に入った箇所を拾い集めていくにとどまりがちだった。著者は、三十年以上にわたる研究を踏まえ、いよいよ全貌を解き明かそうと立ち上がる。『哲学探究』という二十世紀を代表する豊かな知の旅を、読者は本書において体験するだろう。

ウィトゲンシュタインは、『哲学探究』において自らの『論理哲学論考』を乗り越え、哲学問題をまったく新しい光のもとにおいた。従来の問題に新たな解答を与えたというよりも、むしろそっくり哲学の風景を変貌させたのである。読者は、本書によってその光のもとに導かれ、『探究』が開いた哲学的風景に出会うだろう。

目次

はじめに

第1章 語は対象の名前なのか
1-1 言語ゲーム
1-2 治療としての哲学
1-3 「語は対象の名前である」という言語観
1-4 語の意味を教える

第2章 名指すとはどういうことか
2-1 直示的定義はさまざまに解釈されうる
2-2 『論理哲学論考』は直示的定義をどう捉えていたか
2-3 定義と訓練

第3章 分析への誘惑
3-1 純粋な名前
3-2 単純な要素への分析

第4章 本質の探究からの決別
4-1 家族的類似性と曖昧さ
4-2 見本を用いた説明
4-3 規則と道標
4-4 結晶のように純粋な論理

第5章 「理解」の罠
5-1 何かを把握したという幻想
5-2 自然数を「身につけ」、数列を「理解」する
5-3 読み上げる
5-4 原因と理由
5-5 「いま分かった!」という合図

第6章 規則に従う
6-1 規則のパラドクス
6-2 訓練と慣習
6-3 解釈によらない規則の把握
6-4 レールと転轍機
6-5 生活形式を共有する「われわれ」

第7章 感覚を語る言語
7-1 私的言語
7-2 泣き叫ぶ代わりに「イタイ!」と言うことを教える
7-3 文法の対立
7-4 感覚を「私的に」語ることはできない
7-5 「痛み」という語と痛みという感覚

第8章 思考の神話
8-1 言語以前の思考への誘惑
8-2 考えることは語ることか
8-3 心の中で語る

第9章 私だけが〈これ〉をもっている
9-1 「これ」とは何か
9-2 「私」とは誰か

第10章 像
10-1 像と使用
10-2 像はときにわれわれを翻弄する

第11章 志向性の正体
11-1 言葉が心に志向性を与える
11-2 影を追い払う

第12章 言葉は生の流れの中で意味をもつ
12-1 意味と空間
12-2 空間から時間へ< ほか

商品詳細

出版社名
岩波書店
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ