北冥の海戦 書下ろし太平洋戦争シミュレーション
発売日:2006年5月
- ISBN
- 978-4-408-60369-8
- 著者情報
- 高貫 布士(タカヌキ ノブヒト)
神奈川県出身。1956年生まれ。学生時代に、軍事評論家小山内宏氏、航空評論家青木日出夫氏らが創設した軍事学セミナーで軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト・作家として活動
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商品説明
「よし、通信、各編隊に向けて発光信号を送れ、文面は“眼下ニ敵艦有リ、艦爆ノ降下セル先ニ敵艦ノ姿アリ”以上だ」。敵艦の居場所と、おおよその進路が判明すれば、あとは艦攻隊も小隊単位に分かれて、それぞれが個々に動き出す。魚雷で一撃必中を期するには、できる限り雲に隠れて、目標の辺りまで急接近しては、次の瞬間に高度を下げて雷撃態勢に入る。胴体下面に航空魚雷を抱いた艦攻の姿は、目標へ向かって突撃する陸上の槍騎兵に似ている。なにせ一度目標を目掛けて突進すれば、どれほど対空砲火を浴びようと、一切の回避行動が出来ないからだ。とにかく一直線に進み、敵艦に衝突する寸前に、海面高度間近で魚雷を投下すると、あとは目標艦の上空を、一気に飛び越える。杭州号(旧ドイツ装甲艦ドイッチュランド)の乗員にとって、不幸だったのは、愛知製の96艦爆と航空廠製の96艦攻が、意外に酷似していたことだった。何と、低空から飛来する96艦攻の編隊を見て、投弾を終えた艦爆の編隊だと勘違いをしてしまったのだ。
商品詳細
- シリーズ名
- JOY NOVELS SIMULATION
- 出版社名
- 有楽出版社
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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