〈見ること〉の未来 ゴヤの眼の傍らで
発売日:2026年8月
- ページ数
- 313p
- ISBN
- 978-4-7505-1919-7
- 著者情報
- 今福 龍太(イマフク リュウタ)
文化人類学者・批評家。東京外国語大学名誉教授。メキシコ、環カリブ海、米墨国境地帯、ブラジルなどでフィールドワークを重ねる。2002年より遊動的な野外学舎〈奄美自由大学〉を主宰。著書に『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(讀売文学賞受賞)など多数
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商品説明
敵味方の構図から離れ、善悪の彼岸に立って戦争の本質を捉えた画家ゴヤ。人間の深みを、業を、真理を見通そうとする営みは、時間と空間の相を超えて共振し、その震えが、二一世紀を生きる私たちの眼を目覚めさせる。見ることを、狭量な目撃性の頸木から解放し、真実を幻のように捉える眼差しを、未来において奪還するための試み。
当事者でない人間が、真実を眼差し、
語ることはできないだろうか。
現代社会において、深く傷つけられた〈見る力〉の再生のために、
人類学者/批評家が贈る「思索の旅」。
***
デジタル時代を生きる私たちは、
世界で起こる惨禍に対して
スマホ越しの傍観者/観客となり、
AIによるフェイク画像に踊らされながら
出来事の表層をなぞり続けている……
敵味方の構図から離れ、善悪の彼岸に立って
戦争の本質を、人間の業を〈見た〉画家ゴヤ。
ゴヤの視線を傍らに、いまこの世界をまなざし
再び「真実」と共に生きるための15篇。
※お届け日が変更になりました
7月24日→7月27日
目次
1 〈見ること〉の未来 その(かすかな)希望(「映画」を閉じて―ビクトル・エリセ「最期」の映画
ゴヤは我らが同時代人―トロイアの詩人たちへ
オ・テージョは小さな希望を囁いた―リスボン日記
もの言わぬ請願者たちへの眼差し―追悼 セバスチャン・サルガド
原爆の第二の目撃のために
カルシア=ロルカの群島―サバルタンな声の響鳴体)
2 〈見た〉者たち 同時代を証言する(魂の呼応について―追悼 真木悠介
二つの井戸、二つの風
挑発者、難破者、無名者―琉球弧のことばを求めて
夢通いの涯てで―追悼 川満信一)
3 沈黙への手紙 見ることは聴くこと(ジャカランダ色のギター ジョアン・ジルベルトへ
マイヌンビの森からの手紙 シルビア・イリオンドへ
オルフェウの受胎 ブラジルのサウダージへ)
商品詳細
- 出版社名
- 亜紀書房
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
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