コペルニクス説遺聞 原典でたどる科学革命初期の諸相
発売日:2026年7月
- ページ数
- 454p
- ISBN
- 978-4-622-09848-5
- 著者情報
- 高橋 憲一(タカハシ ケンイチ)
1946年生まれ。1970年早稲田大学理工学部電気工学科卒業。1979年東京大学大学院理学研究科退学(科学史・科学基礎論専攻)。1990年理学博士(東京大学)。九州大学大学院比較社会文化研究院教授を務め、現在は九州大学名誉教授
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商品説明
1543年、科学革命の端緒となったコペルニクスによる地動説(太陽中心説)の提唱。その後、ガリレオが異端と断じられた宗教裁判までの90年、地動説はどのように語られ、どのように評価されていたのか?それを確かめるため、本書は『天球回転論』を起点に、その90年の間に遺されたコペルニクス説にまつわる膨大な歴史文書の邦訳をお届けする。各文書に付された編訳者による解題と読解のヒント、そして精緻な訳注によって、それぞれの文書の執筆当時の社会・文化的背景、著者たちの意図が鮮やかに浮かび上がってくるだろう。膨大な遺聞を通して歴史的事実を見渡したのち、「あとがきに代えて」では、科学史家トマス・クーンの議論を足がかりに、「なぜコペルニクスの地動説が科学革命の端緒たりえたのか」を再考する。天に煌めく太陽を、夜空に瞬く星を、自らが踏みしめている大地を、もっと知るために―先人たちはこれほどまでに探究を重ねてきた。地動説の帰趨、そしてその科学史における意味をも詳らかにする、コペルニクス研究の集大成と呼ぶべき快著。
目次
1 ニコラウス・コペルニクス 1473‐1543
2 アンドレアス・オジアンダー 1498‐1552
3 ゲオルク・ヨアヒム・レティクス 1514‐1574
幕間1 マルティン・ルター(1483‐1546)のこと
4 エラスムス・ラインホルト 1511‐1553
5 ヨハネス・マリア・トロサーニ 1470/71‐1549
6 ロバート・レコード 1512頃‐1558
7 トマス・ディッグズ 1546‐1595
8 ジョルダーノ・ブルーノ 1548‐1600
9 ティコ・ブラーエ 1546‐1601
10 クリストフ・クラヴィウス 1535‐1612
幕間2 ギンガリッチの研究(2002)から
11 ヨハネス・ケプラー 1571‐1630
12 ディエゴ・デ・スニガ 1536‐1597
13 パオロ・アントニオ・フォスカリーニ 1565頃‐1616
14 ローマ教皇庁の検邪聖省と禁書聖省の動き
15 ローマ教皇庁の戒告文(1620年公布)
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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