「力の時代」を生き抜く戦略的思考

垂秀夫/著

発売日:2026年8月

  • 「力の時代」を生き抜く戦略的思考
  • 「力の時代」を生き抜く戦略的思考
ページ数
301p
ISBN
978-4-16-392135-8
著者情報
垂 秀夫(タルミ ヒデオ)

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商品説明

日本の国益は「戦略の不在」によって削られてきた—対中外交の現場でそれを目の当たりにしてきた著者が国家戦略を取り戻すためのヒントを提示する。

ビジネス・交渉に使える! あなたの人生を切り拓くヒントにもなる!
――時間をあやつり、敵の認知を狂わせ、闘わずして勝つ――
戦略は、孫子、毛沢東、キッシンジャーに学べ!

高市早苗首相の台湾発言以来、中国はレアアース輸出規制などによって日本への報復を強め、じわじわと対日包囲網を狭めている。
そんな中国に、日本はどのように立ち向かえばよいのか?
中国共産党の恫喝に長年対峙してきた垂秀夫氏は、「戦略」の重要性を指摘する。
戦後の日本外交には「戦略」というものが存在しなかった。「善意の援助」をひたすら中国に貢ぎ、きっと日本によくしてくれるはずだという淡い期待を持ち、ことごとく裏切られた。
一方、中国は「弱者が強者に勝てる唯一の道は、時間を味方につけること」だという確信をもとに、戦略を組み立ててきた。
たとえば毛沢東は、国民党軍に追撃されて瀕死の中、「721指針」を共産党軍に発令する。
それは「1割の兵士は、国民党軍とともに日本軍と戦う。2割の兵士は、戦っているフリをする。そして残りの7割は温存し、日本軍を追い出した後の国民党軍との内戦に備える」というものだった。
日本軍と国民党軍を戦わせ、時間の経過とともに敵同士が疲弊してゆくのを横目に、漁夫の利を得ようという戦略だ。
孫子は「謀を伐つ」(智謀で勝つ)、「交を伐つ」(敵を分断する)を最上の戦略としたが、今の中国の戦略にもその思考は脈々と生きている。
一方、そんな中国を相手に難しい交渉を成し遂げたのが、キッシンジャー元国務長官だ。
リアリズムにもとづくキッシンジャーの外交戦略は、今も色あせない。

「弱者が強者に勝てる唯一の道は、時間を味方につけること」という戦略的思考は、外交だけでなく、さまざまなところに応用できる。
ビジネス・交渉、さらには人生を切り拓くヒントにも使える作品だ。

目次

序章 なぜいま「戦略的思考」を問うのか;第一章 戦略とは何か;第二章 近代以降の戦略なき日本外交の挫折;第三章 なぜ日本に戦略的思考が欠如しているのか;第四章 それでも戦略を描いた日本人たち;第五章 中国に見る戦略的思考と欧米戦略論の系譜—『孫子』とリアリズムのあいだ;第六章 戦略なき日本外交が直面する課題;第七章 日本に戦略的思考を取り戻すために

商品詳細

出版社名
文藝春秋
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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