沖縄文学のざわめき 記憶と痛みの気配をなぞる

村上陽子/著

発売日:2026年7月

  • 沖縄文学のざわめき 記憶と痛みの気配をなぞる
  • 沖縄文学のざわめき 記憶と痛みの気配をなぞる
ページ数
286p
ISBN
978-4-7872-9286-5

¥3,960 税込

18 nanacoポイント

18 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

沖縄文学には、かすかな声やかたちをとっていない記憶、言葉をもたない存在の気配などが宿っている。表現者たちはどのようにそのざわめきにふれ、言語化しがたい戦争・差別・暴力・支配などの記憶を書いてきたのか。性暴力の被害者、被爆者ほか周縁化されてきた人たちの声は、文学のなかにどのように響いているのか。そして、読み手はその声を聞き取ることができるのか。

大城立裕、大江健三郎、目取真俊、崎山多美、仲程昌徳たちのテクストや実践を取り上げ、アメリカ軍による暴力、在沖被爆者などの記憶や声に着目する。さらに、沖縄の教科書や、日本語を「かきまぜる」表現者の文体戦略にも焦点を当て、沖縄文学がどのように教えられてきたかをたどり、日本語/日本文学のありようも照らし出す。

沖縄文学に息づく「ざわめき」に耳を澄まし、テクストとの共鳴から読むことの可能性を探る。

沖縄文学には、かすかな声やかたちをとっていない記憶、言葉をもたない存在の気配などが宿っている。表現者たちはどのようにそのざわめきにふれ、言語化しがたい戦争・差別・暴力・支配などの記憶を書いてきたのか。性暴力の被害者、被爆者ほか周縁化されてきた人たちの声は、文学のなかにどのように響いているのか。そして、読み手はその声を聞き取ることができるのか。

大城立裕、大江健三郎、目取真俊、崎山多美、仲程昌徳たちのテクストや実践を取り上げ、アメリカ軍による暴力、在沖被爆者などの記憶や声に着目する。さらに、沖縄の教科書や、日本語を「かきまぜる」表現者の文体戦略にも焦点を当て、沖縄文学がどのように教えられてきたかをたどり、日本語/日本文学のありようも照らし出す。

沖縄文学に息づく「ざわめき」に耳を澄まし、テクストとの共鳴から読むことの可能性を探る。

目次

はじめに

序 章 〈他なる生〉を身に帯びる
 1 砂の言葉を読む
 2 沖縄文学と〈他なる生〉
 3 本書の概要

第1章 沖縄を描く言葉の探求――沖縄近代文学と〈しまくとぅば〉
 1 表現言語の底流に潜む響き
 2 「琉球語」の位置づけ――山城正忠「九年母(ルビ:くねんぼ)」
 3 逃げ場としての「辻」――池宮城積宝「奥間巡査」
 4 〈沖縄〉の不在――久志富佐子・山之口貘

第2章 戦争の記憶に向き合う読みの実践
 1 戦争の記憶を編むこと
 2 仲程昌徳という存在
 3 『沖縄の戦記』が引いた線
 4 『手記』の空白と「日記」の繰り返し
 5 戦争の記憶を読むこと

第3章 「日本人」の変容の可能性に向けて――大江健三郎『沖縄ノート』
 1 『沖縄ノート』が提示した問い
 2 「日本人」を問うこと
 3 広島から沖縄へ
 4 加害の認識にとどまることなく
 5 死者を身のうちに宿す

第4章 沖縄の被爆者をめぐる記憶と記録
 1 沖縄の被爆者という存在
 2 蜂谷道彦『ヒロシマ日記』に潜む声
 3 大牟田稔「沖縄の被爆者たち」が示す空白
 4 福地曠昭編著『沖縄の被爆者』の訴え

第5章 沖縄・海洋博の爪痕――大城立裕『華々しき宴のあとに』
 1 海洋博と大城立裕
 2 変容していく島
 3 観光という〈戦争〉
 4 ヤマトンチュがもたらした影響
 5 切り売りされる文化
 6 宴のあと

ほか

商品詳細

出版社名
青弓社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ