東洋史学の戦争責任 未完の『大東亜史概説』と歴史家たち

久保亨/著

発売日:2026年7月

  • 東洋史学の戦争責任 未完の『大東亜史概説』と歴史家たち
  • 東洋史学の戦争責任 未完の『大東亜史概説』と歴史家たち
ページ数
224,4p
ISBN
978-4-00-061766-6

¥3,300 税込

15 nanacoポイント

15 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

東洋史学はどのようにして戦争に動員されたのか――戦時下に学界の総力を結集して編纂された『大東亜史概説』と、戦中・戦後を生きた三人の中国近現代史研究者の足跡を手掛かりに、戦後のアジア史研究が戦時の到達から出発したことを明らかにするとともに、それが忘却されてきたことがもたらした歪みや問題を問い直す。

目次

はじめに

第一章矢野仁一の同時代中国論――戦争を支えた東洋史学
 I 時論執筆への使命感
 II あるべき国民国家を基準とした中華民国論
 III 中華民国論の背景と展開
 IV 戦時下の中国認識の変化
  おわりに

第二章未完の『大東亜史概説』と戦後への道
 I 『大東亜史概説』編纂への研究者総動員
 II 学問的成果としての『大東亜史概説』
 III 侵略を正当化する日本中心のアジア史観
 IV アジア史研究者の戦争責任認識
  おわりに

第三章 研究の基盤を築いた市古宙三――戦時の図書館調査と戦後の近代中国文献収集
 I 戦時下の大学院生時代
 II 占領下中国の図書館調査
 III 近代中国研究委員会の四二年間
 IV 太平天国論から郷紳革命論まで
  おわりに

第四章 問い直された戦争責任――東洋文庫への米財団研究助成(A・F問題)
 I A・F問題の発端
 II アメリカの財団の戦後日本への研究助成
 III 日本の中国研究者の反応――六二年シンポでの発言を中心に
 IV 近代中国研究委員会の対応
 V その後――アジア財団とCIAの関係の露呈
  おわりに

第五章 野澤豊の中華民国史研究――戦争責任へのこだわり
 I 研究への出発、一九五〇年代
 II 辛亥革命史から中華民国史へ
 III 孫文論と張謇論
 IV 国民革命と孫文をめぐって
 V 五四運動と国際関係への関心
 VI 抗日運動と中国統一化論争の考察
 VII 野澤史学の観点と方法
  おわりに

 むすび

 注
 文献目録
 あとがき

 索 引

商品詳細

出版社名
岩波書店
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ