なぜクルマの速度を下げるとまちが再生するのか 人とモビリティが共生するビルアペゼ戦略

  • なぜクルマの速度を下げるとまちが再生するのか 人とモビリティが共生するビルアペゼ戦略
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ページ数
222p
ISBN
978-4-7615-2975-8
著者情報
三重野 真代(ミエノ マヨ)
1980年大分県生まれ。京都大学経済学部経済学科卒業。ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE)修士課程修了(都市政策)。2003年国土交通省入省。観光庁観光資源課専門官、京都市産業観光局観光戦略担当部長(出向)、総合政策局環境政策課課長補佐、復興庁企画官(観光担当)を歴任し、国土交通省を退職。現在は、東京大学公共政策大学院交通・観光政策研究ユニット特任准教授、武蔵野大学経営学部経営学科特任教授、一般財団法人運輸総合研究所客員研究員等

石田 東生(イシダ ハルオ)
筑波大学名誉教授、SIP「スマートモビリティプラットフォームの構築」PD。東京大学大学院土木工学専攻を修了後、東京工業大学助手、筑波大学社会工学系教授を経て、2017年に定年退職。専門分野は、交通政策・国土政策・社会資本政策。最近ではMaaSやスマートシティに関する提言活動や政府の検討会議に参画している。国土交通省国土審議会推進部会副座長、グリーンインフラ推進戦略会議座長、経済産業省デジタルライフライン総合整備推進会議有識者構成員、デジタル庁モビリティWG有識者構成員などを務める

¥2,640 税込

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商品説明

クルマのための道から、まちのための道へ。都市全域にわたりモビリティの速度と優先度を場所に応じて段階的に見直し、中心部の低速化と中心部へのアクセス確保を実現した先に現れたのは、鳥のさえずり、人々の語らい、そして地域経済の活気だった。私たちが「街でどう生き、どう暮らしたいか」を問い直す、都市再生の最終解。

クルマのための道から、まちのための道へ

自動車を完全に排除するのでも自動車を最優先するのでもなく、都市全域にわたって歩行者・自転車・自動車等のモビリティの速度と優先度を場所に応じて段階的に見直し、自動車以外のモビリティを主役として移動の質を高めることで、市街地の安全性・美観・活力を再生し快適なまちを実現する人間中心の総合政策「ビルアぺゼ」(穏やかな街)。
中心部の低速化と中心部へのアクセス性を両立させ、通過交通を排除した先に現れたのは、鳥のさえずり、人々の語らい、そして地域の経済的な活気だった。
本書は単なる交通政策の解説書ではない。私たちが「街でどう生き、どう暮らしたいか」を問い直す、都市再生の最終解である。

目次

巻頭カラー写真集
小さなみちの大きな改革

第1章 世界の潮流は「脱・自動車ファースト」へ
・世界のマインドセット
・自動車ファーストの弊害
・車から都市空間を取り戻す
・マインドセットの転換を支える5つの柱
1環境意識の高まり
2安全意識の高まり-ビジョン・ゼロ
3移動手段の多様化―すべてのモビリティを平等に扱う考え方へ
4自動車の再定義―都市中心部の自動車交通の削減へ
5低速と高速の使い分け―移動速度を抑えたまちづくり

第2章 世界で進む「脱・自動車ファースト」の取り組み
・SUMP-持続可能な都市モビリティ計画
・コンプリート・ストリート
・ウォーカブル・シティ
・道路空間の再配分
・UVAR-「脱・自動車ファースト」を実装するための政策フレームワーク
・Ville30
・クリマアクティブ―行動変容を支える国家的気候政策としてのモビリティ転換

第3章 速度制限で穏やかなまちをつくる「ビルアペゼ」戦略
(1)「ビルアペゼ」とは何か
・「脱・自動車ファースト」に対する「Ville apaisee(ビルアペゼ)」という中間策
・速度こそが、都市の空気を決めている
・ビルアペゼの特徴―中心市街地から始まる「穏やかな都市」への転換
 1速度と快適性の緊張関係に着目する視点
 2中心市街地から普及したビルアペゼ
 3低速化とアクセス性を切り離さない発想
 4地区としての機能を取り戻す都市戦略
・ビルアペゼがもたらす都市への効果
・フランスにおける交通を穏やかにする歴史
・ビルアペゼは「交通施策」ではなく都市の設計思想である
(2)都市中心部に向かってモビリティの速度と優先度を変える
・低速の中心部と、高速のアクセスを両立させる
・地区特性に応じた速度とモビリティの再配分
・中心部を自動車がなくとも用事が完結する場所へ
・中心部では「到着」よりも「回遊」が重要になる
・低速化がもたらすモビリティの再編
(3)生活道路対象の「歩車共生道路」をまち全域とすべての道路利用者に拡大

ほか

商品詳細

出版社名
学芸出版社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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