日本で女性研究者が増えない理由 アカデミアに残るジェンダー問題
発売日:2026年5月
- ページ数
- 295p
- ISBN
- 978-4-272-35066-7
- 著者情報
- 中野 円佳(ナカノ マドカ)
東京大学多様性包摂共創センター DEI共創推進戦略室准教授。東京大学教育学部卒業後、日本経済新聞社記者、2014年立命館大学先端総合学術研究科で修士号取得などを経て、2015年東京大学大学院教育学研究科博士課程進学。フリージャーナリストとして活動し「PEPジャーナリズム大賞2021」特別賞、2022年「調査報道大賞デジタル部門特別賞」など受賞。2022年から東京大学男女共同参画室特任研究員。2023年博士課程満期退学、特任助教に。2024年より現職。2025年博士号(教育)取得
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商品説明
東京大学博士課程に在籍していた8研究科・男女54名、女性限定公募実施10大学・採用者14名へのインタビュー調査から見えてきた、アカデミアに根深く残るジェンダー・ギャップ。その実相を描き、解消に有効な方策を提示する。
目次
はじめに(中野円佳)
第1章 日本の女性研究者の現状(久保京子)
1 女性研究者の割合
2 女性研究者の増加という社会課題に関わる政策
3 研究・教育の現場で女性が抱えている困難
4 まとめ
補論1 「パイプラインの水漏れ」現象はどう議論されてきたか(中野円佳)
第2章 六八人の人生から――研究の方法と対象者(中野円佳)
1 東大博士課程出身者調査
2 女性限定公募調査
3 質的研究の意義
第3章 女性博士課程大学院生の研究室ネットワークにおける困難(久保京子)
1 大学院に着目する理由
2 女性学生の研究室ネットワークへの参加を阻害する要因
3 男性学生との関係
4 女性学生の研究室ネットワークへの参加を促す要因
5 まとめ
第4章 なぜアカデミアを離れたのか(中野円佳)
1 博士課程修了後、アカデミアに進まなかったケースを分析する
2 三つの径路
3 三つの径路から見えること
第5章 ライフイベントの中の困難と、それをどう回避し、乗り越えるか(九鬼成美)
1 ライフイベントとキャリアの関係
2 ライフイベントの中で何が研究を継続するうえで困難とされるか
3 キャリアの困難をどう回避し、乗り越えるか
4 まとめ
第6章 女性限定公募は解決策になるか(中野円佳)
1 解決策としての女性限定公募
2 女性限定公募を活用した大学・部局への調査
3 女性限定公募で採用されるという経験
4 岐路に立つ女性限定公募
補論2 女性限定公募をめぐる賛否(中野円佳)
補論3 米国大学の女性研究者支援事業(木原友紀)
第7章 大学は何をすべきか/してきたか(中野円佳)
提言I FD(ファカルティ・デベロップメント=教員向け研修)の強化・意識改革を
提言II 環境整備・組織風土の改善を
提言III ネットワーキングが有効
提言IV 大学院生・若手研究者の経済的不安払拭を
提言V 女性を増やす施策の説明責任を
おわりに(中野円佳)
商品詳細
- 出版社名
- 大月書店
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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