啓蒙主義に先立つイングランド啓蒙 学際的研究から迫る思想の源流
発売日:2026年5月
- ページ数
- 374p
- ISBN
- 978-4-7710-4055-7
- 著者情報
- 青木 滋之(アオキ シゲユキ)
中央大学文学部教授。博士(人間・環境学)。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了(2005年)
柏崎 正憲(カシワザキ マサノリ)
一橋大学大学院社会学研究科専任講師。博士(学術)。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了(2012年)
武井 敬亮(タケイ ケイスケ)
福岡大学経済学部准教授。博士(経済学)。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学(2014年)
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商品説明
イングランドに啓蒙“主義”は存在しなかったが、啓蒙の「光」は確かに存在していた。のちにスコットランドやフランスで展開され、世界を照らした光の源があった。本書は、哲学思想、科学史、倫理学、教育思想、宗教思想、政治思想・政治理論、社会思想史、経済学史という多彩な分野を渉猟しながら、啓蒙主義の歴史的ルーツを明らかにし、一つの大きな「啓蒙運動」の根底を提示する。後世の眩い光に覆われ、見過ごされてきた光源を見つめ直し、解明する大著。
イングランドに啓蒙“主義”は存在しなかった
ベーコン、ホッブズ、ロック、ニュートン、トーランドのいずれも、一体的な運動を展開したわけではない。だが、啓蒙の光は確かに存在していた。のちにスコットランドやフランスで展開され、世界を照らした光の源があった。本書では、哲学、科学史、倫理学、教育思想、宗教思想、政治思想・政治理論、社会思想史、経済学史という多彩な分野を渉猟しながら、啓蒙の歴史的全貌を明らかにし、一つの大きな「啓蒙運動」の根底を提示する。あまりに明るく直視されてこなかった光源を見つめ直し、解明する大著。
目次
序 論 イングランド啓蒙とは何か 〈青木滋之・柏崎正憲・武井敬亮〉
1 イングランドに啓蒙はあったか
2 いかにイングランド啓蒙に迫りうるか
3 本書の構成――イングランド啓蒙への学際的アプローチ
第1部 実験性・経験性 Experimentality and Empiricalness
小 序 〈青木滋之〉
1 なぜ実験性・経験性なのか
2 実験性とは
3 予想される批判への応答
4 経験性とは
5 各章の主題
第1章 実験哲学から経験論へ――実験哲学が駆動したイングランド啓蒙 〈青木滋之〉
はじめに
1 ロンドン王立協会の設立と実験哲学の興隆
2 人 間知性の体系的な記述誌へ――「実験哲学の論理学」として読まれたロックの『人間知性論』
3 ロンドン王立協会からダブリン哲学協会へ
おわりに
第2章 「試みること」から知性の自立へ――啓蒙の原理としてのロック自己教育論 〈瀧田 寧〉
はじめに
1 Uneasiness の多義性
2 欲望としての落ち着かなさ
3 『人間知性論』における「快」への出発点としての「試みること」
4 『教育に関する考察』における「欲望」と「勤勉」
5 『知性の正しい導き方』における「試みること」の根底にあるもの
おわりに
第3章 自然哲学者が聖書を解釈する――ウィストンのニュートン主義自然神学 〈中野安章〉
はじめに
1 『 地球の新理論』――「二つの書物」論の自然神学
2 聖書釈義と自然哲学(2) ――ニュートン主義の聖書解釈法
3 聖書釈義と自然哲学(1)――創造と大洪水の哲学的説明
4 自然法則の普遍性と「奇跡」の問題
おわりに
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 晃洋書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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