ヘロニモ・デ・パサモンテの生涯と苦難 贋作『ドン・キホーテ』の作者は誰か?
発売日:2026年4月
- ページ数
- 199p
- ISBN
- 978-4-7791-3115-8
- 著者情報
- デ・パサモンテ,ヘロニモ(デパサモンテ,ヘロニモ)(de Pasamonte,Jer´onimo)
1553年サラゴサのイブデスに生まれる。18歳で軍に入隊し、レパント海戦(1571年)に参加。18年間におよぶオスマン帝国の捕虜となり1592年に解放された。自伝出版以降の生涯については不明な点が多い
岩根 圀和(イワネ クニカズ)
兵庫県生まれ。神戸市外国語大学修士課程修了、神奈川大学名誉教授
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
セルバンテスの名作『ドン・キホーテ』前・後編の間に、贋作が出ていた。それは作品の旅程を変えてしまうほどの影響を与えていたのだ…。その著者は何者なのか?「レパント海戦」に参戦していた戦友ではないのか…。ミステリアスな「自伝」を通して作者の謎に挑む。
ベストセラー『ドン・キホーテ』の前編と後編の間には、別の著者による後編、または贋作とも言われる『ドン・キホーテ 後編』が出版されていた(この別の著者による「前編」は出版されてもいなかったにも拘らず……)。その作品は、後に刊行された後編の作者セルバンテスが、本文中、最後まで罵詈雑言を浴びせ続けながらも、自身の物語の内容を変更せざるを得なくなるほどの影響を与えている。この「後編」の作者はいったい誰なのか?「スペイン無敵艦隊」に同乗していた戦友なのか?!セルバンテスが後編を書く際も、その作者の「自伝」を読んで物語に大いに活用している節も伺える、その当の「自伝」を本邦初訳!「……当のヘロニモ・デ・パサモンテが稀代の悪党にされているではないか。しかも彼は実際に『ヘロニモ・パサモンテの生涯と苦難』と題する自伝を1604年に出版している。『ドン・キホーテ』前編の悪党ヒネスに『ヒネス・デ・パサモンテの生涯』と題する自伝がある設定は、単なる偶然と言うには出来過ぎているではないか。セルバンテスはもちろん題名ぐらいは知っていたに違いあるまい。調べによるとこのヘロニモ・デ・パサモンテはセルバンテスの戦友であったというから驚く。セルバンテスは1571年のレパント海戦に参戦していた。そのとき左腕に被弾して自由を失い、セルバンテス自身もそれを名誉の負傷といたく自慢に思っていたのは有名な話である。この時期、彼と同じ部隊にヘロニモ・デ・パサモンテと称する若者がいた。1588年の無敵艦隊遠征のとき、ふたりは8カ月ほど同じ部隊で軍隊生活を送っていた」のである(「訳者解説より)
目次
神の奇跡
ほとんど死ぬところだった
深みにはまって死ぬところだった
医者がさじを投げた
三日熱とか四日熱
天然痘に罹患
ソリアへ行く
騎士アントニオ・カルデロン
聖職者の伯父が後見を引き受ける
サラゴサからバルセロナへ
イタリアへ渡り、アベルサの館へ逗留
アベルサで病気
メッシーナからコルフ
レパント海戦
イタリアへ帰還
チュネス攻略、四日熱を発症
一年間チュニスに駐屯
十八年間、捕虜だった
死ねないまま労苦を背負って生きていた
銃弾の飛ぶ中での脱走劇〔ほか〕
商品詳細
- 出版社名
- 彩流社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Vida y Trabajos de Jeronimo de Pasamonte
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。