交錯する宗教思想と「日本」 キリスト教・仏教・儒教

  • 交錯する宗教思想と「日本」 キリスト教・仏教・儒教
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ページ数
314,11p
ISBN
978-4-623-10031-6
著者情報
西田 彰一(ニシダ ショウイチ)
2019年 総合研究大学院大学にて博士(学術)取得。現在、国際日本文化研究センタープロジェクト研究員

藤本 憲正(フジモト ノリマサ)
2018年 同志社大学にて博士(神学)取得。現在、ベトナム国家大学ハノイ校日越大学講師

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商品説明

境界を越えて接合する宗教・思想。近世・近代という激動の時代における、変容と再編を描く。

「日本」は近世から近代にいたるまで、国家間の外交関係に並行して、異文化と絶えず接触し影響を与えあってきた。本書では、文化が交錯する場としての「日本」を宗教・思想の視点から明らかにしていく。仏教・キリスト教・儒教・神道などを通じて、世界は日本を、日本は世界を、どのように思い描いたのか。そして、諸宗教・思想のもつロジックは、近世・近代という激動の時代において、どのように変化し、受容されていったのだろうか。

目次

序 章 本論文集の射程と要旨――「日本」における宗教思想の交錯(西田彰一・藤本憲正)
 1 本論文集の出版経緯と目的・内容
 2 第I部「西洋の日本宗教観と日本的基督教の形成」について
 3 第II部「仏教と儒教にみる近世・近代の東アジア思想文化の交錯」について
 4 本論文集の射程と意義


 第I部 西洋の日本宗教観と日本的基督教の形成

総論1 近世・近代ヨーロッパにおける日本宗教観とその変遷(フレデリック・クレインス)

総論2 キリスト教との関わりから見た近代の日本(芦名定道)

第1章 日本二十六聖人列聖に見る近世宣教記憶の一九世紀的再編――「殉教の日本」像の歴史的展開(小俣ラポー日登美)
 1 日本二十六聖人列聖過程
 2 日本二十六聖人列聖の意義
 3 「殉教の日本」の近代化に向けて

第2章 海老名弾正の帝国神道的キリスト教(洪 伊杓)
 1 海老名弾正をめぐる「神道的キリスト教」論争の行方
 2 帝国神道の形成過程と海老名弾正
 3 一九三〇年代の植民地朝鮮における海老名弾正
 4 海老名弾正の朝鮮伝道論と帝国神道的キリスト教

第3章 神ながらの道と日本的基督教――筧克彦の学説による国体論とキリスト教の接合(西田彰一)
 1 筧克彦にみる国体論と日本的基督教の相互影響関係
 2 国体論者筧克彦のキリスト教論
 3 井上哲次郎と海老名弾正からの思想的継受
 4 筧の古神道、神ながらの道のキリスト者への影響
 5 渡瀬常吉の日本的基督教と筧の神ながらの道への批判
 6 知識人層におけるキリスト者と国体論者の相互の影響関係

第4章 渡瀬常吉の「日本神学」――二つの「詩」と「王国」をめぐって(斎藤公太)
 1 「日本的基督教」の代表者としての渡瀬常吉
 2 「日本神学」の概要
 3 渡瀬の神学的立場
 4 国学におけるキリスト教受容の系譜
 5 日本主義、日本精神論との関係
 6 「日本神学」の政治的含意
 7 「日本神学」から見えてくるもの

ほか

商品詳細

シリーズ名
国際日本研究叢書 2
出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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