図像論争 ゲーテのニュートン批判を再考する
発売日:2026年6月
- ページ数
- 372,72p
- ISBN
- 978-4-8158-1236-2
- 著者情報
- 濱中 春(ハマナカ ハル)
1969年 京都府に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、法政大学社会学部教授、博士(文学)
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商品説明
対話し、批評するイメージたち―ゲーテの野心的な色彩研究において、独自の生命を宿した図版はいかなる働きを担っているのか。視覚的表象のスタイルから、認識論的な風刺、彩色技法まで緻密に読み解き、テクストだけでは見えない、単なる対立を超えたニュートンとの関係と、「知」の形成におけるイメージの能動的作用を捉える。
対話し、批評するイメージたち──。ゲーテの野心的な色彩研究において、独自の生命を宿した図版はいかなる働きを担っているのか。視覚的表象のスタイルから、認識論的な風刺、彩色技法まで緻密に読み解き、テクストだけでは見えない、単なる対立を超えたニュートンとの関係と、「知」の形成におけるイメージの能動的作用を捉える。
※お届け日が変更になりました
6月12日→6月22日
目次
序 章
1 『色彩論』の図版集
2 図版の目的 ―― 教示・論争・実験
3 「図像論争」としてのニュートン批判
4 イメージの自然(ピュシス)ともう一つの論争
5 本書の構成と方法
第I部 表象と認識
第1章 「主観的実験」のための図法
―― イメージと認識のかたち
1 ニュートンの「主観的実験」
2 「図」の「ずれ」の描写
3 実験の「空間の状況」
4 投影図と「直立図」
5 観察者の目
6 図像と認識
第2章 半透明なイメージ
―― スペクトルの図像化
1 ニュートンの「基本実験」
2 断面図と図法の不統一
3 遠近法と表象の透明性
4 『色彩論』における「半透明」
5 半透明なイメージとしてのスペクトル
6 『光学』におけるスペクトルの「半影」
7 「半透明」の色彩論と光学
第II部 戯画と風刺
第3章 点線の記号論
――『光学』の図の戯画化
1 「ニュートンの偽りのいかがわしい図」
2 円の連なりとしてのスペクトル
3 ゲーテの反論
4 スペクトルの辺の描写
5 『光学』の図における点線
6 ニュートンの図のパロディ
7 認識論的な風刺
第4章 蠅とトランプ
―― せめぎ合う光学的イメージと図像学的イメージ
1 「ニュートンの虫と均質光」
2 『光学』第一篇第一部の実験14とゲーテの反論
3 実験装置としての図版 ―― 観察されるイメージ
4 風刺画としての図版 ―― 解読されるイメージ
5 光学的視覚と図像学的視覚
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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