寿命はどうして生まれた?ヒトはなぜ死ぬのか
発売日:2026年5月
- ページ数
- 188p
- ISBN
- 978-4-315-53016-2
- 著者情報
- 小林 武彦(コバヤシ タケヒコ)
東京大学定量生命科学研究所ゲノム再生研究分野教授。博士(理学)。1963年、神奈川県生まれ。九州大学大学院医学系研究科博士課程修了。専門は分子遺伝学、ゲノム生物学
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商品説明
不老不死は可能なのか?若々しさを左右する遺伝子とは?
この世に生を受けたものにとって、けっして避けることのできない宿命が「死」です。実は生物の中には、大腸菌など寿命のない生き物もいます。生命が誕生して20億年の間、地球上にはそのような不死の生物ばかりでした。では一体なぜ、私たちは死へと向かうようになったのでしょうか。 死に至る過程には必ず「老化」が存在します。しかし世界各地に「不老不死」を求める伝説が残っているように、古くから人類は老化を防ぎたいと願い、さまざまな手段を講じてきました。そして現在、老化現象のメカニズムや、110歳をこえて生きる「スーパーセンチナリアン」の生活習慣が明らかになり、老いに対する有効なアプローチが解明されつつあるのです。 本書では死のメカニズムをはじめ、死への過程である老化がおこる理由や、「寿命」というしくみが誕生した謎について、科学的な視点でわかりやすく解説します。また、世界的に注目を集める老化抑制や健康寿命に関する最先端研究についても紹介しています。これまでとはことなる角度から「老いと死」の本質を知り、見つめ直す一冊としてお楽しみください。
目次
はじめに
第1章 生物学で考える「死」
生物の死に方は、寿命かアクシデント
「捕食される」という死に方が、進化に繋がった
繁殖できない働きバチは、仲間のために死んで遺伝子を残す
「老化と病気」という死は、文明がもたらしたもの
生物が死ぬのは、次世代を生かすため
生命の多様化をうながしたのは「絶滅」
死にゆく細胞に支えられる、私たちの「生」
死んだ個体と生きた個体は何がちがうのか
死んだ生き物の体は、時間がたつとくずれていく
第2章 体にあらわれるさまざまな老化
脳は、20代から衰えていく
記憶の関連づけが、脳の老化予防に役立つ
脳の老化が、体の動きをにぶくする
白内障の割合は、60歳をこえる人の6割以上
筋肉が衰えるのは「速筋」から
筋肉の衰えにより、生命維持機能が低下する
加齢で太る理由は、基礎代謝が落ちるから
骨粗鬆症で、骨がスカスカになる
しわの原因は、コラーゲンの減少
薄毛をもたらす「男性ホルモン」
50歳までに白髪になる人は、約50%
第3章 人の死と細胞の死
死因にアルツハイマー病がふえている
人の死を決定づける「三つの特徴」とは
「脳死」の判定基準とは?
細胞は、毎日4000億個死んでいる
細胞には、定期券タイプと回数券タイプがある
生命を保つための“細胞自殺”とは
寿命は「有性生殖」からはじまった
原始的な寿命をもつゾウリムシ
DNAの傷は、進化にもむすびつく
植物は、不死になり得る
第4章 老けない人や長寿の人は、何がちがう?
健康寿命と平均寿命
「腹八分目」で寿命がのびる?
よい睡眠が、脳の老化を防ぐ
110歳以上の超長寿者には、理想的な健康長寿が多い
長生きしている人のバイオマーカーには特徴がある
寿命の長さにかかわる、心臓と腎臓の血液循環システム
細胞の損傷の蓄積により、老化は発生する
「ゲノム」の不安定性と、がんの関係
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- Newton本当に感動するサイエンス超入門!
- 出版社名
- ニュートンプレス
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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