冷戦と台湾海峡危機 1954-65年
発売日:2026年6月
- ページ数
- 289,8p
- ISBN
- 978-4-560-02610-6
- 著者情報
- 松本 はる香(マツモト ハルカ)
1972年生まれ。東京女子大学現代文化学部地域文化学科卒業。東京外国語大学大学院地域文化研究科国際関係専攻修士課程修了。米ジョージタウン大学大学院歴史学部博士課程留学を経て、2003年、日本国際問題研究所研究員。2005年、日本貿易振興機構(ジェトロ)・アジア経済研究所入所、地域研究センター東アジア研究グループ長などを経て、現在、新領域研究センター主任調査研究員。その間、東京女子大学より博士号取得。専門分野は、東アジア外交史、中国外交、台湾をめぐる国際関係
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商品説明
分断か、統一か、それとも併存か?「一つの中国」をめぐる対立の起源と台湾海峡の現状維持の固定化のプロセスを、複数の外交史料や「蒋介石日記」などをもとに立体的に論じる。第二次世界大戦後、ヨーロッパで始まった冷戦はアジアへ飛び火し、朝鮮半島では熱戦というかたちで展開した。そうしたなか、国共内戦に敗れた国民党の蒋介石は台湾に逃れ、「大陸反攻」をめざした。他方、毛沢東の中国は「台湾解放」を掲げ、国府が実効支配する大陸沿岸諸島への攻撃を仕掛け、その過程ではアメリカによる核の使用さえ検討された。その間、アメリカは、中国やソ連との対立を回避しつつ、台湾政策を転換し、蒋介石政権との関係を組み替えていく。本書は、冷戦下の台湾海峡危機に焦点を当て、米台関係の形成と転換の過程を立体的に描く。
米側史料や新たに公開された台湾側史料を多数用い、米華関係を主軸に海峡を挟んで中台の対立と分断が固定化されていく過程を描く。
目次
序章 歴史としての台湾海峡危機
第1章 冷戦と台湾
第2章 台湾海峡の中立化解除―「解き放し」政策の虚実
第3章 第一次台湾海峡危機 一九五四〜五五年―米華相互防衛条約の形成
第4章 大陳島からの撤退―表面化するアメリカと台湾の矛盾
第5章 第二次台湾海峡危機 一九五八年―金門島再砲撃
第6章 第二次台湾海峡危機の変容―中ソ関係の悪化
第7章 失われた戦機―未完の台湾海峡危機 一九六二〜六五年
終章 台湾海峡における現状維持の形成
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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