発達系障害作業療法学テキスト
発売日:2026年3月
- ページ数
- 295p
- ISBN
- 978-4-524-21048-0
- 著者情報
- 東 登志夫(ヒガシ トシオ)
長崎大学医学部保健学科 教授
岩永 竜一郎(イワナガ リョウイチロウ)
長崎大学医学部保健学科 教授
塩津 裕康(シオズ ヒロヤス)
名古屋市立大学医学部保健医療学科 講師
東恩納 拓也(ヒガシオンナ タクヤ)
東京家政大学健康科学部リハビリテーション学科 講師
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商品説明
目次
【序 文】
本書では,発達期に何らかの障害や疾病が生じ,その結果として社会適応や生活に困難をきたしている状態を「発達系障害」と総称し,そのような障害のある人,とくに子どもを作業療法士がどのように理解し,どのように支援していくのかを整理・解説しています.
近年,作業療法士が対象とする発達系障害を取り巻く環境には,大きな変化がみられています.21世紀に入ってから,国連での障害者権利条約の採択・批准,発達障害者支援法の施行,特殊教育から特別支援教育への転換など,従来の障害児支援の枠組みを大きく変える動きが,社会全体で急速に進んできました.このような流れのなかで,作業療法の対象や役割も大きく変化してきています.
かつて,作業療法士が関わる発達系障害領域の対象は脳性麻痺が中心であったといえるでしょう.しかし現在では,その状況は大きく変わり,自閉スペクトラム症や注意欠如多動症,発達性協調運動症などが,作業療法の主要な対象となってきています.学校や保育園などの教育・保育現場において,発達系障害のある子どもへの気付きや配慮,支援の在り方も大きく変化し,作業療法士が訓練室を飛び出して教育・保育の現場で活動する機会も増えてきました.また,医療分野に留まらず,福祉分野へと活動の場が広がっていることも特徴的です.
こうした流れのなかで,これまで非常に少数であった発達系障害を専門とする作業療法士が増加し,社会のなかで重要な役割を果たすようになってきていることを実感しています.
障害に対する考え方や支援の対象も大きく変化しています.世界保健機関(WHO)が国際生活機能分類(ICF)を採択したことで,障害を個人内の欠陥の連鎖として捉える国際障害分類(ICIDH)の従来の考え方から,人と環境との相互作用の結果として捉える視点へと転換が図られました.これにより,環境要因が重視されるようになり,ネガティブな側面のみを捉えるのではなく,ポジティブな側面も含めて中立的に理解する姿勢が求められるようになっています.
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- シンプル作業療法学シリーズ
- 出版社名
- 南江堂
- サイズ
- 26cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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