「待つ」ということ

鷲田清一/〔著〕

発売日:2026年6月

  • 「待つ」ということ
  • 「待つ」ということ
ページ数
223p
ISBN
978-4-04-400875-8
著者情報
鷲田 清一(ワシダ キヨカズ)
1949年、京都生まれ。哲学者。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。大阪大学文学部教授などを経て、大阪大学総長、京都市立芸術大学理事長・学長を歴任。専門は臨床哲学・倫理学。『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)、『「ぐずぐず」の理由』(読売文学賞、文庫新版『オノマトペの現象学』)、『所有論』(和辻哲郎文化賞)など著作多数

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商品説明

効率と速度が極限まで高まり、酸欠状態を起こしている現代の社会。わたしたちは待つことができなくなった。「待つことは、待たれているものとのあいだの、切っても切れない、しかしけっして埋めることのできない距離を、いたみとともに、しかしあくまでもいつくしみとともに、ひきうけること」。「待つ」ことを取り戻してふたたび自らを未知に開き、他者を信頼するために。文庫版のための書き下ろし「二十年後の「待つ」」を収録。

「待つ」ことができなくなった現代。偶然を待つ、自分を超えたものにつきしたがう、未来というものの訪れを待ちうけるなど、「待つ」という行為や感覚からの認識を、臨床哲学の視座から考察する。

目次

まえがき
1 焦れ
2 予期
3 徴候
4 自壊
5 冷却
6 是正
7 省略
8 待機
9 遮断
10 膠着
11 退却
12 放棄
13 希い
14 閉鎖
15 酸欠
16 倦怠
17 空転
18 粥状
19 開け
あとがき
文庫版あとがき

商品詳細

シリーズ名
角川ソフィア文庫 L109-7
出版社名
KADOKAWA
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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