近世仮名遣い論の研究 五十音図と古代日本語音声の発見「RA版」

釘貫亨/著

発売日:2026年4月

  • 近世仮名遣い論の研究 五十音図と古代日本語音声の発見「RA版」
  • 近世仮名遣い論の研究 五十音図と古代日本語音声の発見「RA版」
版数
RA版
ページ数
280,8p
ISBN
978-4-8158-1233-1

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商品説明

近世の仮名遣い論の核心には古代日本語音声の発見があった。抽象的な音声中心主義批判とは一線を画す、実証的な学説史の視点から、契沖・宣長などの巨人のみならず、知られざる音韻家や国学者たちの拓いた学理の地形を周到かつスリリングに辿る。未紹介資料『喉音仮名三異弁』『同弁正』の影印収録。

目次

序 章

第1章 日本語学説史における「音韻」の問題
     1 何故「音韻」を問題にするか
     2 古代の「音韻」
     3 中世の「音韻」
     4 『韻鏡』の輸入と韻鏡注釈の自立
     5 世俗的学問としての「音韻之学」の成立
     6 近世後期の音韻学の展開
     7 本居宣長と日本音韻学の完成

第2章 いろは歌から五十音図への交替
      ―― 契沖『和字正濫鈔』の意義
     1 「歴史的仮名遣い」への疑問
     2 契沖『和字正濫鈔』「漢文序」の意図
     3 巻一の理論構成
     4 自筆稿本『和字正濫鈔』と『和字正濫通妨抄』に見る契沖の意図
     5 『和歌童翫抄』の仮名遣い論
     6 楫取魚彦『古言梯』の方法論
     7 五十音図と古代音声の自覚へ

第3章 日本語音声の自覚へ
      ―― 文雄『和字大観鈔』の意義
     1 韻鏡注釈の自立と世俗化
     2 仮名遣いの本質規定と日本語音声の自覚

第4章 「喉音三行弁」と近世仮名遣い論の展開
     1 いろは歌から五十音図へ ――「喉音三行弁」と仮名遣い
     2 三内説から五音へ ―― 音図解釈の転換
     3 「喉音三行弁」の観念の成立と展開
     4 本居宣長「おを所属弁」の歴史的必然性

第5章 「おを」の行所属と本居宣長『字音仮字用格』
     1 喉音三行弁と『字音仮字用格』
     2 宣長以前の「おを」の行所属の観念
     3 「喉音三行弁」の論構成
     4 古代母音「お(o)」の発見と行所属の是正

ほか

商品詳細

シリーズ名
リ・アーカイヴ叢書
出版社名
名古屋大学出版会
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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