東アジアにおける憲法裁判制度と司法の変容

國分典子/編著

発売日:2026年3月

  • 東アジアにおける憲法裁判制度と司法の変容
  • 東アジアにおける憲法裁判制度と司法の変容
ページ数
346p
ISBN
978-4-588-63057-6

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商品説明

近年東アジアでは、ドイツを範とする憲法裁判システムが注目されている。特に韓国、台湾では、民主化以降、憲法裁判を通じて人権保障が強化される一方、「政治の司法化」も指摘されるようになってきている。本書は、韓国、台湾にインドネシア、モンゴルも加えて、各地域の専門家が憲法裁判システム導入の背景と機能、それがもたらす司法の変容を論じた共同研究の成果である。

目次

序章 東アジアにおける司法と憲法裁判 【國分典子】
I 問題の所在
II 本書の目的と対象地域の紹介
1 韓国
2 台湾
3 インドネシア
4 モンゴル
III 本書の構成

第1部 韓国における憲法裁判制度

第1章 歴史的背景からみた韓国の憲法裁判所の位置づけ 【國分典子】
はじめに
I 違憲審査制度の誕生
1 制憲憲法(1948年)以前の状況
2 1948年憲法制定過程における議論
3 兪鎭午の違憲審査権についての考え方
4 小括
II 第2共和国における憲法裁判所制度と政党条項の登場
1 憲法裁判所制度の採用
2 政党解散制度の導入
3 小括
III その後の変化と現行憲法における憲法裁判所
1 第2共和国憲法以降の状況
2 第6共和国憲法に至る議論
3 小括
IV 大法院の憲法裁判所法に対する意見
おわりに

第2章 韓国の憲法裁判所と大法院の緊張関係の行方──限定違憲決定と裁判訴願を中心に 【水島玲央】
はじめに
I 限定違憲決定の羈束力
1 韓国の憲法裁判所の限定違憲
2 法院が受け入れなかった限定違憲
(1) 旧所得税法23条4項但書(94憲バ40、95憲バ13(併合))
(2) 国家賠償法2条1項但書(93憲バ21)
(3) 旧相続税法18条1項の「相続人」の範囲(2003憲バ10)
(4) 公職選挙法93条1項等の「その他これと類似したもの」(2007憲マ1001、2010憲バ88、2010憲マ173・191(併合))
(5) 旧租税減免規制法附則23条(2009憲バ35・82(併合))
(6) 刑法129条1項の「公務員」の解釈(2011憲バ117)
3 小括

ほか

商品詳細

シリーズ名
法政大学現代法研究所叢書 57
出版社名
法政大学出版局 〔東京〕 法政大学ボアソナード記念現代法研究所
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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