コロナ禍を生きた移民と家族 中国・フィリピン・ベトナムと日本を結ぶネットワークと共同体の持続と変容
発売日:2026年3月
- ページ数
- 350p
- ISBN
- 978-4-7503-6110-9
- 著者情報
- 賽漢卓娜(サイハンジュナ)
長崎大学多文化社会学研究科 教授。博士(教育学)。専攻:社会学、家族社会学、移民研究(特に中国人)
高畑 幸(タカハタ サチ)
静岡県立大学国際関係学部 教授。博士(文学)。専攻:社会学、在日外国人研究(特にフィリピン人)
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商品説明
コロナ禍という未曽有の危機は、人の国際移動、移民とその家族、移住先国での移民集団にどのような変革をもたらしたのか。中国系、フィリピン系、ベトナム系移民を対象にした綿密な調査により、各移民グループの相互扶助活動に着目し、その主体性と連帯性を明らかにする。
目次
まえがき
序章 「非移動時代」の移民研究――コロナ禍における別様の共同性の創発[賽漢卓娜]
第1節 はじめに
第2節 コロナ禍と移民
第3節 本書の構成
第I部 トランスナショナルな「ホーム」を生きる移民たちの実践
第1章 コロナ禍による移動制限と移動の意味――法律実務家の視点から[宮崎真]
第1節 コロナ禍での「移民」のトリアージと移民の行動変容
第2節 移動の自由の位置づけ
第3節 本章で対象とする外国人
第4節 国籍および在留資格による制約の差
第5節 時期ごとの出入国および国内制限の整理
第6節 移動の状況
第7節 各国のコロナ対策が在日外国人に与えた影響
第8節 移動の傾向と在留資格による差異
第9節 日本での生活安定化の戦略――帰化および永住権取得
第10節 まとめ――在留外国人の国境、家族、生活基盤の尊重
第2章 中国人結婚移住女性のトランスナショナルなケア実践――日本東北地方在住者の経験を手がかりに[王石諾]
第1節 はじめに
第2節 トランスナショナルな親族関係の困難と再編――移住女性とコロナ禍の移動制限
第3節 調査概要
第4節 女性一人ひとりの語りから読み解くトランスナショナルな親のケア実践
第5節 やむをえず遠くから看取るという選択――容氏と杏氏のライフストーリー
第6節 日中の狭間に模索されてきた移住女性による遠隔ケアと喪失の経験
第7節 おわりに
第3章 フィリピン人結婚移民女性が経験したコロナ禍――家族と共同体の再発見[矢元貴美]
第1節 はじめに
第2節 在日フィリピン人の来日背景
第3節 コロナ禍前後のフィリピン国籍者の出入国状況
第4節 中高年の結婚移民への影響
第5節 家族と共同体の再発見
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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