若者支援政策の現在地 こども家庭庁/こども基本法は「若者」をどう位置づけたのか

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ページ数
233p
ISBN
978-4-7503-6101-7
著者情報
岡部 茜(オカベ アカネ)
大谷大学社会学部講師(2026年4月から佛教大学社会福祉学部准教授)。若者支援や社会的排除への抵抗に取り組む複数の団体に理事として関わっている。専門は社会福祉学、若者支援。最近は特に、若者の住まいの問題とその解決に向けた実践に関心がある

御旅屋 達(オタヤ サトシ)
立命館大学産業社会学部教授。専門は福祉社会学、教育社会学。現在の関心は「若者」の社会的位置を政策や言説から読み解くこと

原 未来(ハラ ミキ)
滋賀県立大学人間文化学部准教授。一般社団法人OMUSUBI理事など。専門は教育学、若者支援。フリースペース(居場所)実践に携わりつつ、近年は自治体の「こども計画」策定や当事者部会立ち上げにかかわるなかで、「声」の発信・可視化にも関心がある

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商品説明

2000年代以降、若者の困窮は労働にとどまらず、貧困や居場所、居住などの課題として顕在化してきた。コロナ禍で一層可視化する一方、2023年のこども家庭庁発足で若者支援政策の後景化が懸念される。本書は政策動向を批判的に検討し、若者支援の展望を示す。

目次

序章[岡部茜/御旅屋達/原未来]
 1 若者の後景化と「子ども化」
 2 家庭に埋め込まれる若者
 3 「若者」とは誰のことか
 4 本書の構成

第1章 日本社会における「若者支援政策」の俯瞰と課題[南出吉祥]
 1 はじめに
 2 法律に示される「若者」の位置づけ
 3 2000年代以降の「若者支援政策」の推移
 4 若者支援政策全体の課題
 5 おわりに――「若者の権利」の保障に向けて

第2章 「こどもの居場所づくり」の陥穽を見抜く――自律的・自治的な実践をつくり続けるために[阿比留久美]
 1 はじめに
 2 こども家庭庁における「こどもの居場所づくり」
 3 多様なアクターによってつくられていく「こどもの居場所づくり」
 4 「こどもの居場所づくり」政策がはらむもの
 5 ロールアウト型社会における市民参加の危うさ
 6 ロールアウト型の統治に抗する仕組み
 7 おわりに

第3章 「子ども・若者総合支援センター」とは何か――自治体間の多様性と資源制約に着目して[御旅屋達]
 1 はじめに
 2 包括的支援の必要性と「子ども・若者総合相談センター」
 3 調査の概要
 4 調査結果から見るセンターの多様性
 5 現場の声から見る四つの制約
 6 おわりに――多様さの背後にあるもの

第4章 こども政策は若者の住まいの権利を保障するか――若者の住まいに関する政策動向と課題[岡部茜]
 1 はじめに――若者期の住まいの問題
 2 若者期と住まい
 3 若者支援政策での住まいに関する支援の展開
 4 「若者期」の住まいをめぐるいくつかの論点
 5 おわりに――若者期の住まいの権利の保障にむけて

ほか

商品詳細

出版社名
明石書店
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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