カントを読む、倫理学をひらく 『道徳形而上学の基礎づけ』精読

北尾宏之/著 高木裕貴/著

発売日:2026年4月

  • カントを読む、倫理学をひらく 『道徳形而上学の基礎づけ』精読
  • カントを読む、倫理学をひらく 『道徳形而上学の基礎づけ』精読
ページ数
229,4p
ISBN
978-4-623-10038-5
著者情報
北尾 宏之(キタオ ヒロユキ)
1957年生まれ。現在、立命館大学名誉教授

〓木 裕貴(タカキ ユウキ)
1990年生まれ。現在、信州大学人文学部研究員(日本学術振興会特別研究員‐PD)

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商品説明

「わかりにくい!」を氷解させる新解釈!カント倫理学のエッセンスをこの一冊で!大胆な読解で古典から明快なストーリーを浮かび上がらせ、現代倫理学の源流をなす思考法を鮮やかに解き明かす。

カントは現代倫理学の一つの起源に位置づけられるが、そのカント倫理学の中で最も基礎的かつ入門書的な著作とされるのが『道徳形而上学の基礎づけ』(1785年)である。本書はこの『基礎づけ』を目次通りに読み進めつつ、大胆な読解によりかつてない明快なストーリーを浮かび上がらせていく。また、各章に挿入するコラムにより、カント倫理学から現代倫理学への架橋を図っており、カントを通した倫理学入門ともなっている。

目次

はしがき

序 章 なぜ『基礎づけ』に立ち向かうのか
 1 倫理と倫理学への誘い
 2 カント倫理学の影響力
 3 カント倫理学に対峙する
 4 カントと共に哲学する

第1章 『基礎づけ』はそもそも何のために?──序言を読む
 はじめに──『基礎づけ』の成り立ち
 1 『基礎づけ』のねらい
 2 『基礎づけ』の位置づけ
 3 『基礎づけ』の構成
 おわりに──第一章を読む前に

コラム1 倫理学と心理学──似て非なるもの?

第2章 善い意志とはいかなる意志か──第一章を読む
 はじめに──第一章の方法
 1 「善い意志」──条件づけられたものとそれを条件づけるもの
 2 目的論的自然観と理性
 3 善い意志と義務
 4 意志の形式的原理
 5 法則とはいかなるものか
 6 実践哲学が必要な理由
 おわりに──第二章への歩み

コラム2 動機がよければ結果はどうでもよい? それとも、結果がよければ動機はどうでもよい?

第3章 道徳は無条件か──第二章を読む(1)
 はじめに──第二章の方法
 1 通俗的な道徳哲学の却下
 2 理性とは何か
 3 命法一般のありかた
 4 定言命法の基本定式
 おわりに──理性から道徳の最上位の原理へ

コラム3 普遍的な道徳はあるか、道徳は普遍的であるべきか
コラム4 感情は道徳と無関係?

第4章 道徳原理に肉づけする──第二章を読む(2)
 はじめに──原理を表現しなおすという課題
 1 定言命法の定式化I──自然法則の定式
 2 義務の例示
 3 定言命法の定式化II──目的自体の定式
 4 アプリオリな原理としての定言命法
 おわりに──「アプリオリ」の二側面

コラム5 人を手段として扱ってはならない?

ほか

商品詳細

出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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