自分を貫くための道徳思考 正解のない時代こそ「心の軸」が武器になる 激変する世界自分を見失いそうな大人たちへ。
発売日:2026年6月
- ページ数
- 223p
- ISBN
- 978-4-8005-9441-9
- 著者情報
- 小川 仁志(オガワ ヒトシ)
青山学院大学地球社会共生学部教授。哲学者。博士(人間文化)。京都大学法学部卒業。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。伊藤忠商事、名古屋市役所、徳山高専准教授、プリンストン大学客員研究員、山口大学教授等を経て現職。「誰もが使える実践知」としての哲学を広めるべく、全国各地で「哲学カフェ」や企業向け哲学研修などを実施
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商品説明
人を動かすのは感情。だから「道徳」が、優秀なビジネス戦略になる。
「正解」のない時代に、私たちはどう生きるべきか?
学校で習った「道徳」を、大人の武器としてアップデートする一冊。
「ルールを守ること」「言われた通りにすること」――
ただそれに従うだけでは、本当の意味での「道徳」とは言えません。
価値観が多様化し、SNSの炎上やAIの進化によって「正しさ」が一つに定まらない現代社会。
そんな予測不能な時代に求められるのは、他人の判断に寄りかかるのではなく、「自分の頭で善悪を考えること」です。
本書は、カントやソクラテス、ニーチェ、アドラーといった哲学者たちの知見を手がかりに、ビジネスや社会を生き抜くための「大人の道徳」を再定義する一冊です。
第1章では、自分の中にブレない「軸」をつくる方法を解説します。
例えば、「自己肯定」とは、決して自分を甘やかすことではありません。
成功も失敗も含めて「ぜんぶ自分の選択だった」と結果に責任をもつ覚悟のことです。
また、他人の目を気にする「他人軸」からの脱却や、承認欲求という甘い誘惑との距離の取り方など、私たちが日常で直面するリアルな悩みに寄り添い、自律した思考を促します。
第2章からは、仕事や人間関係における実践的なテーマを深掘りします。
・なぜ「バレなければいい」がチームを壊し、誠実さが長期的な信頼を育てるのか(第2章)
・「約束を守る」という当たり前の行為がもたらす信頼の複利(第3章)
・形だけではない、相手を認めるスキルとしての「礼儀」(第4章)
・結果が出ないときでも、努力や姿勢を相手に示す意味(第5章)
・理屈ではなく心で人を動かす、共感と対話のリーダーシップ(第6章)
さらに最終章では、AIの進化が進み、SNSの匿名性が無責任な言動を後押しする現代において、私たちの道徳観をどのようにアップデートしていくべきかを考察します。
道徳は、答えを暗記するものではありません。自分の理性を信じ、問い続けるその静かな営みそのものです。
迷いの多い時代を生き抜くための確かな指針となる本書は、自らの人生を引き受け、後悔のない選択をしていくための力強い支えとなるはずです。
目次
序章そもそも道徳とは?
1 道徳は“守るもの”か、“問い続けるもの”か
2 授業で習う「道徳」、社会で必要とされる「道徳」
3 価値観の多様化で求められる道徳
Column道徳と倫理のちがいとは?
第1章 自己肯定感が作る指針 ― 自分の中に軸を持つ
1 自分で考えを持つことが道徳の第一歩
2 他人軸からの脱却が自らの芯を生む
3 自己肯定とは「甘やかし」ではなく「責任を持つ」こと
4 根拠のない不安は判断を委ねることから始まる
5 弱さを認めることが軸を強くする
6 ときに嫌われる勇気を持つことも重要
6 承認欲求は自律を脅かす甘い誘惑
7 経験値の差は自ら行動した量で決まる
8 迷うことは弱さではなく思考している証
9 他人と比べることが判断を曇らせる
Column道徳哲学の系譜
第2章 嘘をつかないという勇気 ― 誠実さが信頼を生む
1 信頼は“正しさ”の副産物として生まれる
2 「バレなければいい」がチームを壊す
3 誠実さは短期的な損を超える力を持つ
4 「自分につく嘘」が自己認識を誤らせる
5 「正直に言う」ことと「正しく伝える」ことはちがう
6 間違いを認める勇気は信頼を再生させる
7 目先の利益よりも、長期的な信頼を得るために
8 「口にしないこと」もときには有効
9 安心できる一貫性と頑固さのちがい
Columnなぜ人は自分に嘘をつくのか
第3章約束を守るという品格 ― 責任感が人を動かす
1 「約束を守ること」で社会は動いている
2 約束を軽く見る人は責任感のない人
3 約束できないと伝えることも誠実さ
4 約束を守り続けることは複利の信頼を生む
5 他人との約束と同じぐらい大切な「自分との約束」
6 忙しさを約束を破る理由にしない
7 小さな約束を守ることが大きく印象に残る
8 責任転嫁は信頼も自分の学びも失う
9 守れなかった約束ではその要因と改善法を明確にする
Column「責任」という言葉の語源
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 日本能率協会マネジメントセンター
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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