帝国の神道とキリスト教 近代日本のキリスト者における神道理解と社会思想
発売日:2026年3月
- ページ数
- 628,12p
- ISBN
- 978-4-400-21352-9
- 著者情報
- 洪 伊杓(ホン イピョ)
1976年韓国江原道生まれ。延世大学校神学部及び法学部卒業後、同大学院で神学修士及び神学博士学位(Ph.D.)を取得。渡日し、京都大学大学院文学研究科(思想文化学専攻キリスト教学専修)で文学修士及び文学博士学位(Litt.D.)を取得。京都大学などの非常勤講師を経て、山梨英和大学人間文化学部の准教授及び宗教主任として務めた。基督教大韓監理会(KMC)から牧師按手を受けた後、宣教師として派遣され、日本キリスト教団兵庫教区甲陽園教会、同教団京都教区丹後宮津教会で教会活動をした。主に日韓のキリスト教関係史、宗教思想史などを研究している
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商品説明
伝統社会に土着しようとする外来宗教が帝国の膨張と出会う。明治期の代表的なキリスト者であった海老名弾正は、キリスト教が日本の国体に寄与しうることを弁証するため、神道に独特な神学的解釈を施し、キリスト教との結合を試みた。その神道観は、帝国主義時代に突入した大正デモクラシー期の社会思想にも大きな影響を与えた。本書は、海老名の思想とその影響を丹念に辿った思想史研究の労作である。
明治期の代表的なキリスト者であった海老名弾正は、キリスト教が日本の国体に寄与しうることを弁証するため、神道に独特な神学的解釈を施し、キリスト教との結合を試みた。
その神道観は、帝国主義時代に突入した大正デモクラシー期の社会思想にも大きな影響を与えた。
本書は、海老名の神道観とその影響を丹念に辿った思想史研究の労作であると共に、現代日本のキリスト者もなお神道とどのような関係を結ぶべきかについて決断を迫られていることを突きつける問題提起の書でもある。
目次
序 論
《第1部》近代日本キリスト者の神道理解
第1章 松山高吉などの「神論」中心的な神道理解
第2章 海老名の「ロゴス・キリスト論」的な神道理解
第3章 海老名の「帝国神道的」キリスト教と
弟子たちの「三位一体論」的な神道理解
《第2部》海老名弾正と大正デモクラシー世代の社会思想
第4章 海老名と大正デモクラシー世代の
神道理解と社会思想の形成
第5章 海老名と大正デモクラシー世代の
「帝国」と「植民地(民)」理解
第6章 海老名と大正デモクラシー世代の
「神の国」と「社会主義」理解
結 論
商品詳細
- 出版社名
- 新教出版社
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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