東方ユーラシア馬文化の研究

諫早直人/編 向井佑介/編

発売日:2026年3月

  • 東方ユーラシア馬文化の研究
  • 東方ユーラシア馬文化の研究
ページ数
588p
ISBN
978-4-653-04616-5
著者情報
諌早 直人(イサハヤ ナオト)
京都府立大学文学部准教授。専門:東北アジア考古学

向井 佑介(ムカイ ユウスケ)
京都大学人文科学研究所准教授。専門:中国考古学・歴史考古学

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商品説明

過去人類の歴史にこれほど深く関わった動物がほかに思いつくだろうか―。前2千年紀から後1千年紀を中心とする東方ユーラシアの馬文化を、膨大な考古資料と文献史料を用いて比較検討し、家畜馬の普及とともに各地が繋がり、馬車・騎馬利用が広域に展開していくプロセスを再構築する。京都大学人文科学研究所における7年にわたる共同研究の最終報告。

過去人類の歴史にこれほど深く関わった動物が、ほかに思いつくだろうか―前2千年紀〜後1千年紀を中心とする東方ユーラシアの馬文化を、膨大な考古資料と文献史料を用いて比較検討し、家畜馬の普及とともに各地が繋がり、馬車・騎馬利用が広域に展開していくプロセスを再構築する。京大人文研における7年に及ぶ共同研究の最終報告

目次

序 論――東方ユーラシア馬文化の研究――(諫早直人)
第I部 ユーラシア草原地帯の馬利用
 第1章 ヒルギスールの隆盛と南北交流(中村大介)
 第2章 モンゴル高原における剣帯式長剣の出現――紀元前1千年紀末草原地帯における馬上戦闘武器の変化――
(坂川幸祐・T. イデルハンガイ・A. A. コヴァリョフ)
 第3章 硬式鞍の系譜――両輪垂直鞍と後輪傾斜鞍――(諫早直人)
 第4章 6〜9世紀東部ユーラシアの馬鞍装飾――唐風美術の影響のあるものと遊牧風なもの――(大谷育恵)
 コラム1 チンギス・カンの強大化を支えた馬具(白石典之)
第II部 中国における馬利用の転換
 第5章 中国古代の車馬と弓形器(石谷 慎)
 第6章 西周養馬再考(菊地大樹)
 第7章 マメを食う馬食えぬ馬――漢簡にみえる馬への飼料支給規定――(藤井律之)
 コラム2 「馬」は放浪語か(野原将揮)
 第8章 古代中国における重装騎兵の出現(岡村秀典)
 第9章 行列中の騎乗用馬と馬珂(大平理紗)
 第10章 古代中国障泥考(李 雲河)
 第11章 秦漢から隋唐の都城における馬の管理空間(向井佑介)
第III部 中国から朝鮮半島へ
 第12章 三燕馬具の展開と拡散(李 鉉宇)
 第13章 古代東北アジアにおける戦馬具の構造と技術系統(金 省昊)
 第14章 新羅における馬具と王権――玉虫装飾馬具の製作とその意義――(王 映雪)
 コラム3 東アジアにおける馬と塩の関係について(青柳泰介)
 第15章 新羅人と馬――文献史料を中心に――(田中俊明)
 第16章 三千幢と罽衿幢――中古期新羅騎兵部隊の基礎的研究――(井上直樹)
第IV部 日本列島における馬利用の開始とその後の展開
 第17章 動物考古学からみた古墳時代の馬匹生産――奈良盆地における初期の馬飼い――(丸山真史)
 第18章 騎馬文化出現に伴う炊事様式の変化(長友朋子)
 第19章 古墳時代東国における馬匹生産の開始と渡来人――上毛野地域を中心として――(右島和夫)
 第20章 倭における飾馬の生産と流通(片山健太郎)

ほか

商品詳細

出版社名
臨川書店
サイズ
23cm
フォーマット
単行本

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