文化の中で育つ心 発達・文化心理学へのいざない
発売日:2026年4月
- ページ数
- 197p
- ISBN
- 978-4-7793-0802-4
- 著者情報
- 村瀬 俊樹(ムラセ トシキ)
島根大学名誉教授、放送大学島根学習センター客員教授。京都大学大学院文学研究科修士課程修了、同博士後期課程単位取得後退学、博士(文学)。島根大学法文学教授、同人間科学部教授などを務めた後、退職
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商品説明
心理学概論や発達心理学を学ぶ大学生、人の心に関心のある読者を主対象とした入門書。心の基礎的な仕組みに関する研究成果を多数紹介しながら、心理学の扱うテーマを幅広く学べる構成とした。全12章。
心理学の研究法や心と文化の考え方について概説した後、第1部にてことばの獲得とその認知過程、誤信念の理解等を取り上げ、心の発達について論じる。第2部では、東アジアと欧米(特に北米)を比較した研究をもとに、認知の仕方や振る舞いの文化による違いと、それを成り立たせる仕組みを検討する。第3部では、こうした文化間の違いが、心の発達過程のどの時点から生じ、どのように世代間で受け継がれていくのかを、東アジアと北米の子どもたちを比較した研究をもとに論じる。
日常的な事例を中心に取り上げ、実験や調査の考え方・手続き等も含めて解説し、実証的なデータをもとに心を捉える視点を養う。心理学の幅広い領域を見渡しつつ、読者が自らの思い込みを見直し、自身や他者への理解を広げることを目指した好著。
目次
はじめに
第1章 心理学の考え方と心の発達・心と文化
心についての科学としての心理学
心についての関心の持ち方
個性を捉える/一般的な法則を明らかにする
心を研究する視点
個人的要因による説明/状況要因による説明/時間軸を加えた形成要因による説明
心の発達
発達とは/心の発達への関心の持ち方/発達心理学の方法
心と文化
生得説と経験説/文化とは/心と文化の関係を検討する目的/心と文化の関係へのアプローチの仕方
文化における心の発達
発達の最近接領域/ナラティブの内在化/発達カスケードの文化による違い
本書の目的
第I部 心の発達
第2章 ことばの獲得をささえているもの――ことばを話す前にことばの準備をしているもの――
ことばの話しはじめ
音韻の弁別
共同注意
ことばの発達をささえている子どもの力
養育者のことばの役割
共同的な関わりと子どもの注意に合わせた発話/応答性
第3章 ことばを獲得する認知過程――こんなにいろいろなことをしながらことばを獲得している――
ことばとそれが言及するものとの対応づけ
即時マッピング/社会-実用的手がかり
ことばの般用
初期に獲得することばの般用/形バイアス
既知のことばとの関係
相互排他性仮定/対比の原則
状況横断的学習におけることばの獲得
統計学習/文脈の手がかりと文脈の多様性
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 北樹出版
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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