グローバルサウスと核 「多極化」世界における国際安全保障を再考する
発売日:2026年3月
- ページ数
- 252p
- ISBN
- 978-4-8420-5591-6
- 著者情報
- 中戸 祐夫(ナカト サチオ)
立命館大学国際関係学部教授
崔 正勲(チェ ジョンフン)
立命館大学衣笠総合研究機構客員准教授
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商品説明
グローバルサウスの核と非核の経験を検討し、核拡散研究・国際秩序論に新たな問題設定を提示。
核はしばしば大国間の抑止関係の文脈で論じられてきたが、国際秩序の「周縁」に位置付けられがちなグローバルサウスの諸国にとって、核は単なる軍事的手段にとどまらず、国際社会において「いかに受容されるのか」「いかに排除されるのか」という問題と深く結び付いた政治的資源でもある。(「まえがき」より)
グローバルサウスの核と非核の経験を検討し核拡散研究・国際秩序論に新たな問題を提示。
多極化世界における国際安全保障を再考する。
目次
【序 章】 「多極化」の中のグローバルサウスと核 (はじめに/国際秩序の「多極化」/「多極化」時代における「グローバルサウス」と核/グローバルサウスと核に対する日本の対応/本書の方法と構成)
■第1部 グローバルサウスと核兵器
【第1章】 プーチンの核ドクトリン (ソ連期の核開発と抑止/ゴルバチョフの新思考とソ連崩壊/ポスト・冷戦/プーチン政権と核戦略/特別軍事作戦SMO と核問題/核ドクトリンの改定/結語)
【第2章】 ウクライナ戦争と朝露「核ドクトリン」の交錯――戦術核の効用と朝露同盟 (問題の所在――2つの「核ドクトリン」/戦術核の2つの効用――配備と開発/朝露包括的戦略パートナーシップ条約――戦争協力と配備なき拡大抑止/クルクス越境攻撃と北朝鮮――戦術核使用の信頼性/ロシア「核ドクトリン」改定と核使用の敷居――朝露間格差/結語)
【第3章】 12.3 非常戒厳事態と核エスカレーションリスクについての理論的考察――何が非合理的な意思決定をもたらしたのか (分析枠組み/事例―― 12.3非常戒厳/理論的分析――なぜ核エスカレーションリスクがある非合理的行動を選択したのか/結論と含意)
【第4章】 モンゴルの非核地位 (核兵器を持たない・持てないモンゴル/非核地帯までの道程/非核地位の多様な意義/むすびにかえて)
■第2部 グローバルサウスと地域安全保障
【第5章】 「冷戦の終わり方」と朝鮮半島核危機 (「冷戦の終わり方」と「新冷戦」/朝鮮半島に関するクロス承認構想の浮上/盧泰愚政権の北方政策とクロス承認構想の変容/冷戦終結期における米国の朝鮮半島政策/北朝鮮の二元戦略と核危機の勃発/ほか)
【第6章】 「グローバルサウスと『核』」への日本の対応 (はじめに/核不拡散体制における対応/核兵器拡散問題への個別的対応/対応の要因と課題)
【第7章】 北朝鮮の核と日韓安保協力 (日韓安保協力に関するパズル(Puzzle)と分析枠組み/事例分析/日韓安保協力に関する理論的かつ政策的インプリケーション)
【第8章】 米朝関係進展における日本の北朝鮮政策 (問題背景と問題提起/分析枠組み――擬似同盟モデル/実証―― 2018 〜2019 年北朝鮮をめぐる日米韓関係)
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 有信堂高文社
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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