連歌会 中世武士の祈りと思惑
発売日:2026年3月
- ページ数
- 254p
- ISBN
- 978-4-86403-616-0
- 著者情報
- 綿抜 豊昭(ワタヌキ トヨアキ)
1958年生まれ。中央大学文学部大学院修士課程修了。博士(文学)。現在、筑波大学名誉教授
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商品説明
連歌と連歌会の風景を臨場感溢れる筆致で描く!秀吉・家康も政治の足場とした知的空間。単なる遊興にとどまらず、句の応酬の裏側に込められた知略や駆け引きを、史料と実例から解き明かす。
豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、蒲生氏郷、細川幽斎、伊達政宗と名だたる武将も参加した知的空間。
社交の場を越え、時には諜報活動や政治の場としても機能した連歌会の実態とは?
単なる遊興にとどまらず、句の応酬の裏側に込められた知略や駆け引きを解き明かす。
連歌の成り立ちや技法、武将たちの詠んだ連歌の実例まで網羅した連歌入門書の決定版!
目次
はしがき
第一章 連歌を詠む
1、連歌と連歌会
2、豊臣秀吉が催した連歌会
3、連歌の基本を知る
いつ、詠むのか/どこで、詠むのか/誰が、詠むのか/何を、詠むのか/なぜ、詠むのか/どのように、詠むのか
4、「三つ物(発句、脇句、第三)」と「挙句」を理解する
発句の形式と原則/発句の挨拶性/発句の即興性と準備/脇句・第三・挙句について
5、連歌のルールを学ぶ
「裏」あるいは「暗喩」/式目が生む変化の思想/式目の運用と句の流れ/連歌における「心」と「言葉」/連歌の記録と書式/連歌上達のための学びと実践/去り嫌いによる連歌の構成
第二章 連歌という文芸を知る
1、連歌の成り立ち
和歌から生まれた連歌/連歌と連句の関係/和歌と連歌の違い
2、短連歌のしくみ――二句で生まれる会話の文芸
短連歌の成立背景/句切れと付合の技法/なぞなぞと「ひが歌」/勅撰集における短連歌/代表作に見る短連歌の味わい/短連歌の作例/詠まれ続けた短連歌
3、長連歌のしくみ――つなげて深める作法の文芸
短連歌から長連歌へ/最古の鎖連歌/賦物という題のしくみ/冠字連歌―いろは・名号/賦物1―白黒・三字中略・四字上下略/賦物2―一字露顕・二字反音・上賦・下賦/賦物は発句のみ/賦物の信仰と伝授/長連歌の形式/連歌の詠み方/千句連歌の題と構想/出産関連の連歌
第三章 連歌の歴史をたどる
1、連歌史の流れをつかむ
2、連歌の起源を探る
神話に求められた連歌の起源/日本武尊伝承にみる連歌/『万葉集』にみる連歌の成立/『伊勢物語』にみる「連歌的」起源
3、鎌倉時代の連歌――後鳥羽天皇と「花の下連歌」
連歌好きだった後鳥羽天皇/『太平記』に記された連歌/賭け連歌―勝負と遊戯としての連歌/連歌の流行が生んだ狂言
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 戎光祥出版
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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