名局と名曲のあいだ 将棋と音楽の芸術性をめぐって
発売日:2026年3月
- ページ数
- 225p
- ISBN
- 978-4-86559-327-3
- 著者情報
- 佐藤 天彦(サトウ アマヒコ)
将棋棋士、九段。福岡県福岡市出身。中田功八段門下。2006年、四段昇段。2016年、名人戦で羽生善治名人からタイトル奪取。以来、竜王戦1組在位は通算九期、順位戦A級在位は連続二期、タイトル戦登場六回、獲得三期(名人三期)を数える。長年居飛車党だったが、最近は振り飛車を積極的に採用し、新境地を拓く。その工夫のひとつが評価され、新構想を披露した棋士に贈られる升田幸三賞を2024年度に受賞した。ファッションやインテリアをはじめとし、芸術全般、とりわけクラシック音楽に造詣が深く、モーツァルトとその作品を深く愛している
広瀬 大介(ヒロセ ダイスケ)
音楽学者、音楽評論家。1973年生まれ。青山学院大学教授。日本リヒャルト・シュトラウス協会常務理事・事務局長。『レコード芸術ONLINE』など各種音楽媒体での評論活動のほか、NHKラジオへの出演、演奏会曲目解説・CDライナーノーツの執筆、オペラ公演・映像の字幕・対訳などを多数手がける
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商品説明
振り飛車の美学を標榜する棋士・佐藤天彦と、
音楽界きっての将棋通・広瀬大介が
AI全盛の現代に将棋と音楽の美を語る!
シンギュラリティを超えて、
棋譜と楽譜に美を刻む──
AI時代を体現する若手棋士の台頭により、あらためて注目を集める将棋界。
そんななか、音楽をはじめ諸芸術への深い造詣を自身の将棋観と融合させ、新時代の将棋を創造しようとしている棋士・佐藤天彦九段が、音楽界きっての将棋通として知られる音楽評論家・広瀬大介と、将棋と音楽の芸術性と美について語りつくす!
エンタメとして、芸術としての将棋の可能性はどこにあるのか。
新しいファン層を前に、将棋批評はどうアプローチすればいいのか。
「美しい棋譜」を後世に残すことの意味とは。
モーツァルトの残した“究極のスコア”に佐藤天彦は何を観るのか──
「正しさと均一性が求められる
この時代にこそ、
将棋も音楽も人間讃歌たれ。
美学の時代は来る!
──藤井 猛(将棋棋士/九段)
「振り飛車で美しい旋律を奏で、
居飛車ではバッハのような
ポリフォニーを操る──
「将棋界のモーツァルト」
佐藤天彦九段からほとばしる
音楽と将棋への愛!
──鈴木優人(指揮者・チェンバロ奏者)
将棋愛と音楽愛にあふれる異色対談!
目次
第1章 AIと将棋界の未来(この対談のテーマについて
将棋界の現在地とAIがひらく未来
藤井聡太の登場
AIとエンタテインメントとしての将棋
大スター以外の人材を活かすには
将棋批評が成熟するには
批評がつくりだす「ストーリー」
コンピューターに負ける役まわりは自分が引き受けるべきだと思った
将棋には完全解答はあるのか)
第2章 振り飛車とAIの戦略評価(振り飛車とは
美学派の師匠・中田功
振り飛車はモノフォニー、居飛車はポリフォニー?
ソナタ式と弁証法
ポストAI時代の世界観を創造する)
第3章 名人戦とモーツァルト(佐藤天彦の選ぶ「名局」
広瀬大介の選ぶ「名曲」)
第4章 将棋の美学と芸術性(ライヴとしての将棋の美しさとは
人間的な余白を感じさせる娯楽芸術として
対局はアンサンブル
「時が止まる」ような対局をめざして
感想戦はピロートーク?
将棋を言語化することについて
将棋を再現芸術として楽しむには
升田幸三賞の贈賞対象「▲6六角型向かい飛車」について)
商品詳細
- 出版社名
- アルテスパブリッシング
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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