人形浄瑠璃文楽における伝承と現在 制作者の視座から
発売日:2026年3月
- ページ数
- 413p
- ISBN
- 978-4-911589-31-1
- 著者情報
- 後藤 静夫(ゴトウ シズオ)
1946年静岡県生まれ。京都大学文学部史学科卒業。1970年より財団法人文楽協会に制作として勤務。その後も一貫して制作として国立劇場、文楽劇場に勤務。2004年より京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授。2014年京都市立芸術大学名誉教授。2023年大阪市市民表彰
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商品説明
一九七〇年より三四年間、一貫して文楽の「制作」を担った著者による唯一無二の論考と記録。日本の演劇に関する仕事の一つ、「制作」。文楽や歌舞伎といった伝統演劇におけるその業務は広範にわたり、公演の企画立案・進行・実施を主とし、さらに宣伝・観客動員までにも関わる。外部から容易にはアクセスできない文楽の世界で、制作業務の中からとらえられた様々な事実と考察。現在、そして未来における文楽及び伝統芸能のあり方を知り、考える上で欠かせない一書。
1970年より34年間、一貫して文楽の「制作」を担った著者による唯一無二の論考と記録。
日本の演劇に関する仕事の一つ、「制作」。
文楽や歌舞伎といった伝統演劇におけるその業務は広範にわたり、公演の企画立案・進行・実施を主とし、さらに宣伝・観客動員までにも関わる。
外部から容易にはアクセスできない文楽の世界で、制作業務の中からとらえられた様々な事実と考察。
20世紀から21世紀へ、激烈な社会の変化に総力を挙げて対応し続けた、文楽界内部の記録。
「伝統」とは同じことの繰り返しではなく、日々の「再創造」の積み重ね―その内実。
制作ならではの視点から明らかにされる、文楽の歴史的展開。
1930年前後生まれのかつての伝統的な対面稽古経験者からの、貴重な聞き取り調査の記録。
聞き取り対象:8代豊竹嶋太夫(1932-2020:人間国宝)/5代竹本伊達太夫(1928-2008)/9代竹本源太夫(1932-2015:人間国宝)/豊竹十九太夫(1931年生)/7代鶴澤寛治(1928-2018:人間国宝)/11代豊竹若太夫(1947年生)/吉田文雀(1928-2016:人間国宝)。
現在、そして未来における文楽及び伝統芸能のあり方を知り、考える上で欠かせない一書。
目次
序章
第一部 人形浄瑠璃の現在地
第一章 文楽の現状と展望ー制作の側から
第二章 文楽における首(かしら)の造形と表現ー試論
第三章 地方人形座の継承と活性化ー香川県・讃岐源之丞座を例に
第二部 現代における伝承ー演者への聞き取り調査から
第四章 文楽の義太夫節における稽古と伝承
第五章 演奏の時間、伝承の時間ー義太夫節演者の時間感覚
第六章 文楽における隠語の現在
第三部 舞台芸術としての成熟と展開ー制作者の視座から
第七章 『平家女護島』鬼界が島の近世的性格ー近松門左衛門の人と作品
第八章 人形浄瑠璃における屋台の成立
第九章 『壺坂霊験記』の成立と演出―活人形(いきにんぎょう)の影響について
第十章 四ツ橋文楽座の開場ー松竹による近代的経営の実現と演者対策
第四部 文楽の技芸員に聞く
A 義太夫節の伝承および稽古
八代豊竹嶋太夫/五代竹本伊達太夫/九代竹本源太夫/豊竹十九太夫/七代鶴澤寛治/十一代豊竹若太夫
B 人形の役作りと首かしら割り
吉田文雀
人名録
終章・参考文献・あとがき・索引
商品詳細
- シリーズ名
- 鹿ヶ谷叢書 009
- 出版社名
- 琥珀書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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