丸山薫と〈錯倒〉する近代 流動する〈物象〉
発売日:2026年3月
- ページ数
- 293p
- ISBN
- 978-4-87737-493-8
- 著者情報
- 権田 浩美(ゴンダ ヒロミ)
昭和43(1968)年、愛知県生まれ。平成21(2009)年、愛知大学大学院にて学位修得(博士・日本文化)。現在、佛教大学文学部日本文学科教授(特任)
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商品説明
丸山薫という詩人はいかなる詩人であったのだろうか。韻文と散文が奇妙に交錯する現代の詩、同様のゆらぎは百年前にも在った。モダニズム詩の展開や時代を検証する中で浮かび上がってきたものを問い直す。
丸山薫という詩人はいかなる詩人であったのだろうか。
水は澄んでゐても 精神ははげしく思ひ惑つてゐる 思ひ惑つて揺れてゐる
水はまだ眼を開かない 陽が優しく水の瞼をさすつている
―「水の精神」
韻文と散文が奇妙に交錯する現代の詩、同様のゆらぎは百年前にも在った。
目次
序
第一部 流動する〈物象〉
第一章 〈物象〉たちの精神──丸山薫の〈物象詩〉の行方
第二章 流動する〈物象〉──丸山薫と新感覚派の系譜
第三章 〈稚拙〉で〈野蛮〉な東洋──〈錯倒〉すると近代『亞』の短詩
第二部 〈オトギバナシ〉の位相
第一章 未だ世に知れない〈オトギバナシ〉と〈詩〉の狭間──丸山薫の〈オトギバナシ〉文学の時代的位相
第二章 未生の世界に響きあう〈オトギバナシ〉の〈郷愁〉──丸山薫と三好達治
第三部 モダニズム詩の展開
第一章 丸山薫と北川冬彦──モダニズム詩の展開
第二章 半谷三郎『ナプキン』誌の周辺──〈小さな〉かたちのひろがりと、『新編 丸山薫全集』未収録作品
第四部 〈郷愁〉の帰趨
第一章 第二次元の夢と〈郷愁〉──丸山薫と内田百閒
第二章 〈愛日〉の行きつく先──丸山薫『一日集』の抒情詩
商品詳細
- 出版社名
- 翰林書房
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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