建築レコードの整理技法 日本近現代建築のアーカイブズをめざして

齋藤歩/著

発売日:2026年3月

  • 建築レコードの整理技法 日本近現代建築のアーカイブズをめざして
  • 建築レコードの整理技法 日本近現代建築のアーカイブズをめざして
ページ数
289p
ISBN
978-4-13-066865-1
著者情報
齋藤 歩(サイトウ アユム)
1979年宮城県生まれ。京都大学総合博物館(研究資源アーカイブ系)特定助教。国立公文書館認証アーキビスト、日本アーカイブズ学会登録アーキビスト。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、2002年よりメディア・デザイン研究所で書籍やウェブサイトの企画編集に従事。2016年より現職。2018年、学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻博士後期課程単位修得退学。博士(アーカイブズ学)。受賞に、日本建築学会奨励賞(2020年)、第7回住総研博士論文賞(2021年)、前田記念工学振興財団第19回山田一宇賞(2022年)

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商品説明

現代の建築生産の現場で生み出される大量かつ多様な記録群(建築レコード)を、将来の利用にむけて永続的に管理する技法にかんする、本邦初の研究書。米国で発展してきたアーカイブズ学に依拠した整理法の有効性を示すとともに、日本においても建築分野のアーカイブズを実現させる手立てを論じる。

目次

序章  建築のアーカイブズをどのように論じるか
1  アーカイブ? アーカイブズ?
2  建築レコードとはなにか――drawings、documents、records
3  本書の構成と研究課題
4  建築レコードと米国型整理技法

第1章  日本の建築史研究ではなにを資料とみなしてきたか
1  はしがきから主題へ
2  組織的な調査(1985-96)
3  組織的な整理と米国視察(1997-2007)
4  調査の展開と整理法の模索(2008- )
5  建築資料の類型化
6  アーカイブズ整理の有効性
7  建築資料論の提案

第2章  日本における近現代建築資料の所在特性
1  建築資料が「多様であること」
2  調査の概要と成果
3  調査成果一覧表のデータ調整
4  調査成果一覧表の集計
5  統計的手法による分析
6  近現代建築資料の特性
7  特性の限定性

第3章  米国におけるアーカイブズの拡張
1  米国のアーカイブズ
2  1970年代の対象拡張
3  1980年代の状況把握
4  1990年代以降の展開
5  米国におけるアーカイブズの固有性

第4章  アプレイザル実践の評価
1  アプレイザル――記録の価値評価
2  建築レコードを対象とした事例
3  判断基準の体系化
4  判断基準リストによる比較分析
5  整理後を想像すること

第5章  編成モデルとしてのスタンダード・シリーズ
1  「見落とし、未編成、アクセス不可」
2  スタンダード・シリーズとはなにか
3  アーカイブズ目録への影響
4  機能分類とスタンダード・シリーズ
5  アーカイブズの標準化と唯一性

第6章  記述標準と目録
1  記述標準をどう使うか
2  3種類の記述標準
3  記述標準の適用――スミソニアン協会アメリカ美術アーカイブズ
4  アーキビストの実践
5  なぜ標準が必要なのか

ほか

商品詳細

出版社名
東京大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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