フィリピン 強権を求めた「新生」への希望

日下渉/著

発売日:2026年4月

  • フィリピン 強権を求めた「新生」への希望
  • フィリピン 強権を求めた「新生」への希望
ページ数
224,11p
ISBN
978-4-00-432108-8
著者情報
日下 渉(クサカ ワタル)
1977年生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士課程単位取得退学。博士(比較社会文化)。現在―東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専攻―フィリピン地域研究

¥1,056 税込

4 nanacoポイント

4 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

「賭け」のゆくえ。「強いリーダー」という誘惑。その果てにあった民主主義の過酷なドラマ。

既得権益層に対する不満や怒りは、「悪しき他者」の打破、「善き市民」の利益を夢見た。新生への希望は、「民主的な強権」や「独裁ノスタルジア」へと結実し、時に暴力や失望を生みだす。それでも変化を恐れないフィリピンの人々の果てなき情熱はどこへ向かうのか。小さな一地域の挑戦が照らし出す民主主義の過酷なドラマ。

目次

はじめに

第1章 なぜ暴力が容認され、独裁が美化されたのか
 1 変化の実感
 2 民主的に権威主義が支持される理由

第2章 争われる民主主義
 1 エリート支配の形成と動揺
 2 ナショナルな発展の模索
 3 エリート支配への挑戦

第3章 新時代のフィリピン人
 1 フィリピン社会の変容
 2 乖離する夢と現実
 3 道徳と社会関係の再編

第4章 ドゥテルテ家に見る対抗エリートの台頭
 1 ドゥテルテ家の家族史
 2 ダバオの社会史
 3 ダバオの新生

第5章 怒りと希望の共鳴
 1 ドゥテルテ大統領の誕生
 2 希望の共有
 3 不在の正義を希求する

第6章 国民の利益か、派閥の利権か
 1 「機能する国家」の模索
 2 「汚職取り締まり」の政治
 3 五〇年越しの平和構築
 4 「反米・親中」外交の実像

第7章 人々による国家暴力の経験
 1 地方から全国へ、暴力の拡大
 2 標的にされたスラム
 3 麻薬王の退治
 4 コロナ禍の「規律的防疫」

第8章 「独裁ノスタルジア」の幻想と実像
 1 マルコス家による大統領職の奪還
 2 両家の「仁義なき争い」
 3 絡まる内政と外交

 おわりに――P-POPと新時代のフィリピン人

 あとがき
 参考文献

商品詳細

シリーズ名
岩波新書 新赤版 2108
出版社名
岩波書店
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ