僕らはマンガを言葉にしたかった 60〜70年代マンガ史私論
発売日:2026年5月
- ページ数
- 176p
- ISBN
- 978-4-575-32070-1
- 著者情報
- 夏目 房之介(ナツメ フサノスケ)
1950年、東京生まれ。マンガ批評家、マンガ家、エッセイスト。青山学院大学文学部史学科卒業。出版社勤務を経て、1970年代後半よりフリーのライター、イラストレーターとして活動を開始。マンガ作品の「模写」を通じてその表現構造を解析する独自の批評スタイルを確立し、それまで主題主義や印象批評に終始しがちだったマンガ言説に、線・コマ・言葉を基点とする「マンガ表現論」という新たな地平を切り拓いた。1992年の『手塚治虫はどこにいる』で本格的に批評活動へ参入し、1999年にはマンガ批評への多大な貢献により「手塚治虫文化賞特別賞」を受賞。NHK「BSマンガ夜話」への出演や、NHK人間大学での講義を通じて、マンガを学問・文化として読み解く愉しみを広く世に浸透させた。2008年から2021年まで学習院大学大学院教授を務め、後進の育成にも尽力。文豪・夏目漱石の孫という出自を持ちながらも、一貫して現場の視点からマンガを語り続ける、日本マンガ界を代表する知性のひとりである
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商品説明
「マンガを語る言葉」はいかにして生まれたのか。50年代の児童マンガに育ち、60〜70年代の「青年マンガ」の胎動に身を投じた戦後世代。挫折した若き日の著者が、パロディや模写による試行錯誤を経て、いかにして「マンガ批評」という未知の領域を切り拓いたのか。本書は、稀代の批評家・夏目房之介が、自身の半生とシンクロさせて綴るマンガ言説の戦後史。熱狂の「ガロ」「COM」からニューウェーブの発見まで、時代の転換期を独自の視座で照射する。
「マンガを語る言葉」はいかにして生まれたのか。60〜70年代の「青年マンガ」の胎動に身を投じていた戦後世代。若き日の著者がいかにして「マンガ批評」という未知の領域を切り拓いたのか。本書は稀代の批評家・夏目房之介が、自身の半生とシンクロさせて綴るマンガ言説の史論であり、「ガロ」「COM]からニューウェーブまでを説く。
※価格が変更になりました。
販売価格2400円→販売価格2200円
目次
「世代とマンガ」
ティエリ・グルンステンと異文化理解の困難
「ビッグコミック」創刊の頃
「劇画」からコミックへ
戦後マンガ読者層の分母としての若者集団
「サンデー」「マガジン」のDNA螺旋
「ガロ」創刊 貸本的な匂いの雑誌
「ガロ」の読者層
「ガロ」と「語る読者」の成立
佐々木マキと「ガロ」の読者欄
「COM」の時代
「COM」の読者層
「COM」の新人育成と倒産
「COM」と「マンガ表現論」
「マンガは芸術か?」という問い
メビウス×浦沢直樹シンポの衝撃
「劇画」とは何か?
漫画・マンガから劇画、コミックスへ?
70年代マンガ言説の断層と少女マンガ
亀和田武の〈メタ・コミック〉モデル
戦後世代マンガ論の功罪
「ニューウェーブ」の発見
マンガ史観の問題
商品詳細
- 出版社名
- 双葉社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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