最後の学校 児童自立支援施設の実践記録
発売日:2026年3月
- ページ数
- 186p
- ISBN
- 978-4-491-06421-5
- 著者情報
- 柴田 好生(シバタ ヨシキ)
大阪市立弘済中学校分校主務教諭 保健体育科。日本ペップトーク普及協会認定講師。第17回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰受賞。学校代表として阿武山学園との連携の橋渡しを行う他、生徒指導主事、キャリア教育推進プロジェクトの代表など学校の中核を担い、研修担当やメンターとして若手の育成に携わっている。アスリートなど多方面で活躍する一流を招く「夢授業」などのキャリア教育が学校として評価され、最近は校内での研修に留まらず、大阪市内の学校に対してペップトークやICTの研修を行うなど幅広く活動している
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商品説明
「子ども支援の最後の砦」と称される児童自立支援施設にある学校。子どもたちは、何を背負い、どうしてここにたどり着いたのか。「もっとできることはなかっただろうか?」―子どもと向き合い続ける教師の実践とは。
「子ども支援の最後の砦」と称される児童自立支援施設にある学校。
子どもと向き合い続ける教師の実践とは。
本書の概要
児童自立支援施設の併設校で教壇に立つ教師が、大人や学校への不信を抱える子どもたちと本気で向き合い続けた日々を描きます。生活指導やキャリア教育改革の具体的実践を紹介し、困難を抱える子どもと向き合うための、通常学級の先生にも通じる視点を示す一冊です。
本書からわかること
・児童自立支援施設とは?
「児童自立支援施設」という言葉を、聞いたことはありますか?
不良行為や家庭環境などから生活指導の必要がある子どもを支え、自立を目指すのがこの施設の役割であると同時に、公教育を受ける“最後の学校”でもあります。本書では、なぜ児童自立支援施設がつくられたのか、どのような子がなぜ入所するのか、少年院との違いは何なのか、子どもたちはどのような日常を過ごしているのかまで、現場の教員がわかりやすく解説します。
・子ども(非行少年)とどのように関わっていくのか
暴言・暴力や授業離脱といった行動の背景には、大人・学校不信、発達の凹凸など、子どもそれぞれが抱える課題と理由があります。
子どもを理解し、関係性を築き、社会へつないでいくために、教師個人として、チームとして、どのように学び関わってきたのか。うまくいかなかった経験や葛藤も含めた、子どもと向き合う日常を率直に描きます。
・子どもの未来を諦めないために、私たち教師ができること
児童自立支援施設に来た子どもたちは、自分たちの過去を懸命に受け入れ、変わろうと毎日もがき続けています。
そんな子どもたちを「信じて、認めて、待つ」。
子どもの未来を諦めず併走し続ける教師の姿を見て、子どもはどう変わっていくのか。どの学校でも、明日からの教室で生かせるヒントが、きっと見つかります。
こんな先生におすすめ
・非行少年や問題行動の多い子など、目の前の“困った子”との関わり方を知りたい先生
・児童自立支援施設について知りたい先生
・子どもとの向き合い方に悩んでいる先生
目次
はじめに 1
第1章 児童自立支援施設という「最後の学校」
児童自立支援施設とはどんな場所か 14
少年院と児童自立支援施設の違い 19
児童自立支援施設での1日 22
第2章 子どもたちが背負うもの
なぜここに来たのか 30
社会から見た児童自立支援施設の子どもたち 35
第3章 子どもと向き合う日常
―成功したこと、失敗したこと
なぜ授業態度をよくしないといけないの? 40
暴言を繰り返し、暴力を振るう子ども1 44
暴言を繰り返し、暴力を振るう子ども2 52
授業離脱を繰り返していた子ども 60
授業に遅刻してきた子ども 66
保護者が涙する運動会 70
「頑張れ」しか言わない先生になってはいけない 74
創立祭・学習発表会での作文発表 77
学校からの脱走 81
第4章 児童自立支援施設併設校としての取り組みと変化
分校・学園の関係性の変化 88
連携のために取り組んでいること 91
生活指導上の取り組み 109
キャリア教育に関する取り組み 135
分校教職員の学び 151
当たり前を疑い、小さな行動から始める 153
第5章 通常学級の先生に伝えたいこと
セーフティーネットとしての学校 156
つまずく子どもを救う先生の関わり方 167
「信じて、認めて、待つ」に込めたメッセージ 176
「分校だからできる」で終わらない 178
おわりに 181
商品詳細
- 出版社名
- 東洋館出版社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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