開発人類学とは何か つなぐ・共生・アドボカシー

関根久雄/編

発売日:2026年3月

  • 開発人類学とは何か つなぐ・共生・アドボカシー
  • 開発人類学とは何か つなぐ・共生・アドボカシー
ページ数
236p
ISBN
978-4-7722-3209-8

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商品説明

「開発=資本を投下して経済成長を促すこと」から「現地の人々が幸福を追求するために主体的に関与しうる開発」へ。この新しい開発観を実践する中で人類学者が果たすべき役割とは。援助機関と現地の社会・人々をつなぎ、現地の声を代弁し(アドボカシー)、地域の主体性や多元的価値に基づく共生的社会をめざす「開発人類学」の再構築に向けて、これまでの論点を整理するとともに、パラグアイやソロモン諸島、ラオス、インドネシア、日本などにおける実践例を紹介する。




[執筆者]


関根久雄 (はじめに、第2章、第3章、第4章、第10章、おわりに)
真崎克彦 (第1章)
湖中真哉 (第5章)
関谷雄一 (第6章)
花谷 厚 (第7章)
小國和子 (第8章)
藤掛洋子 (第9章)
箕曲在弘 (第11章)
寺内大左 (第12章)
早川 公 (第13章)

目次

はじめに
I.「良い変化」としての開発
II.各章の紹介

第I部 開発人類学を再考する

第1章 共生社会づくりの開発論-「内外」をつなぎ直す多元的価値の視点-
I.はじめに-共生の大切さ
II.開発論-「内外」をつなぎ直す歴史
III.脱開発論-開発論の「外」に出る試み
IV.まとめ-「多元的価値論」に向けて

第2章 開発人類学の源流-実用的・応用人類学とは何だったのか-
I.フィールドワークと文化相対主義-人類学の「応用」の前提
II.イギリス実用的人類学:「無理のない」変化の限界
III.アメリカ応用人類学:同化と戦争への邁進
IV.非対称な「橋渡し」

第3章 開発人類学の逡巡
I.「応用」からの撤退
II.「応用」としての開発人類学
III.アドボカシー=開発人類学

第4章 創発的協働としての開発人類学
I.「理論」と「応用」の不可分性-状態としての開発人類学へ
II.地域社会に「降りてきた」開発-脱成長・内発的発展・住民参加
III.創発的協働とアドボカシー

第II部 開発における人類学的思考

第5章 遊牧民に学んで開発を転換し、世界を繋ぎ直す-不確実性学派の挑戦-
I.はじめに
II.遊牧民と放牧地における開発とその失敗
III.遊牧民は伝統文化に固執して開発を拒絶してきたか?
IV.遊牧民の開発の在り方の転換
V.おわりに

第6章 異文化に寄り添うための思考法-海外ボランティアを志す人へ-
I.はじめに
II.異文化適応のイメージ
III.異文化適応の理論
IV.異文化適応の具体的行為
V.身体行動・アフォーダンス
VI.文化と価値・「好き」と「平気」
VII.異文化と向き合い思考する
VIII.開発実践における人類学的思考と行動
IX.黒子に徹した開発人類学

ほか

商品詳細

出版社名
古今書院
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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