倭歌と漢詩 上代韻文の研究

仲谷健太郎/著

発売日:2026年2月

  • 倭歌と漢詩 上代韻文の研究
  • 倭歌と漢詩 上代韻文の研究
ページ数
524,44p
ISBN
978-4-7576-1137-5
著者情報
仲谷 健太郎(ナカタニ ケンタロウ)
1989年 大阪府富田林市に生まれる。2022年 宮城教育大学教職大学院准教授。萬葉学会奨励賞を受賞。2023年 文学・語学賞を受賞。2024年 駒澤大学准教授

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商品説明

「各心緒を陳べ、歌を作り詩を賦す」和漢比較文学の視座から上代の倭歌・漢詩を読む。上代における漢籍受容の様相を足掛かりに、『万葉集』中にみえる漢詩文に由来する語彙・表現・様式について考察。それらが歌中で果たす機能と、その表現的特質を明らかにする。上代漢詩については、『懐風藻』のみならず歴史資料も射程に入れ分析。中国漢詩文からの影響の具体や、それらが獲得した表現・様式について論じる。

和漢比較文学の視座から上代の倭歌・漢詩を読む
上代における漢籍受容の様相を足掛かりに、『万葉集』中にみえる漢詩文に由来する語彙・表現・様式について考察。それらが歌中で果たす機能と、その表現的特質を明らかにする。上代漢詩については、『懐風藻』のみならず歴史資料も射程に入れ分析。中国漢詩文からの影響の具体や、それらが獲得した表現・様式について論じる。

目次

凡例

序章
 一、はじめに
 二、上代日本における対外交流と文物の将来
 三、比較文学研究の展開
 四、漢籍の将来と受容
 五、本書の方法と目的

第一章 『万葉集』と漢詩文の受容
第一節 『万葉集』の比較文学的研究について
 一、はじめに―研究史について―
 二、『万葉集』への影響の様相と具体
 三、万葉歌の漢語的語彙
 四、翻訳語をいかに認定するか
 五、むすびにかえて
第二節 「たつのま」をめぐって
 一、はじめに
 二、歌表現からの分析
 三、「龍馬」と「たつのま」
 四、書簡部と「たつのま」の関連
 五、むすび
第三節 「雲衣」の意匠
 一、はじめに
 二、天の川に立つ霧
 三、「雲衣」と神仙
 四、翻る衣の造形
 五、むすび
第四節 「に」と「そほ」
 一、はじめに―「に」と「はに」について―
 二、「はに」と「黄土」・「赤土」・「白土」
 三、色を示す「に」と「丹」
 四、小結
 五、「そほ」と「まそほ」
 六、「に」と「そほ」
 七、「そほ舟」考
 八、むすび
第五節 月の擬人化表現
 一、はじめに
 二、「つくよみ」・「つくよみをとこ」について
 三、「つきひと」・「つきひとをとこ」について
 四、「ささらえをとこ」の表現性
 五、むすび

第二章 『万葉集』の詠物歌と寄物歌
第一節 詠物歌と寄物歌
 一、はじめに
 二、「詠物歌」について
 三、「詠物詩」と「詠物歌」
 四、「寄物歌」について
 五、むすび
第二節 雪の歌・梅の歌
 一、はじめに
 二、集中の「雪」
 三、季節歌巻の「雪」
 四、集中の「梅」
 五、季節歌巻の「梅」
 六、むすび
第三節 「詠倭琴」歌について
 一、はじめに
 二、巻七雑歌部の「詠倭琴」歌
 三、「こと」概観
 四、上代文献、および埴輪における「こと」
 五、歌表現についての考察
 六、むすび

ほか

商品詳細

シリーズ名
研究叢書 583
出版社名
和泉書院
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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