現代日本語の程度表現の研究
発売日:2026年2月
- ページ数
- 319p
- ISBN
- 978-4-8234-1332-2
- 著者情報
- 川端 元子(カワバタ モトコ)
1960年滋賀県出身。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。名古屋大学COE研究員を経て、愛知工業大学基礎教育センター、愛知工業大学名誉教授
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商品説明
現代日本語の程度表現には、副詞を含むさまざまな言語形式がある。本書は、従来の研究をふまえつつ、程度副詞をはじめとする比較構文を含む多様な程度表現形式の特性を探る。程度評価のあり方がその表現が設定する程度スケールの異なりに起因することに注目し、程度スケール上に設定される基準や発話の前提をもとに、程度表現がどのような意味の違いを持つのかを整理する。そして、程度表現が多様化する要因を解き明かす。
目次
序 章 本書の目的とこれまでの程度表現に関する研究
1.本書で取り上げる程度表現
2.程度副詞というカテゴリーに関する議論
2.1品詞の分類における副詞の位置
2.2程度副詞の位置づけに関する研究
2.3副詞研究の新しい視角
3.程度副詞の二面性
3.1ことがら的か陳述的か
3.2程度副詞と他の副詞の接近
3.2.1情態副詞と程度副詞の近接性
3.2.2程度副詞と陳述副詞の近接性
3.2.3程度副詞が持つ主観性
4.程度副詞研究のながれ
4.1程度副詞の意味論的研究
4.2構文的条件として指摘されること
4.3比較構文におけるふるまいの相違に関する研究
4.3.1意味に関与する潜在的な比較と顕在的な比較
4.3.2評価系と非評価系
4.4文末形式との共起制限に注目した研究
4.4.1未実現、未確認の事態との共起
4.4.2程度や量を計れない形式との共起
4.5程度副詞の周辺的語句が獲得した程度修飾機能について
5.程度副詞の作る体系的意味の序列に関する研究
5.1尺度用語としての程度副詞
5.2程度スケール上の序列を表す語句の持つ問題
6.程度表現研究の課題と今後の視点
6.1これまでの研究における課題
6.2求められる研究視点
7.むすび 本書の目的と構成
I 程度副詞とその周辺の表現における程度限定のあり方
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- ひつじ研究叢書 言語編第217巻
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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