紀伊斎常談 韓国古典艶笑説話集 現代日本語訳・解説・注解・影印
発売日:2026年2月
- ページ数
- 294p
- ISBN
- 978-4-86766-118-5
- 著者情報
- 染谷 智幸(ソメヤ トモユキ)
茨城キリスト教大学教授(日本近世文学、日韓比較文学)、博士(文学)
松本 真輔(マツモト シンスケ)
長崎外国語大学教授(日本中世文学)、博士(文学)
山田 恭子(ヤマダ キョウコ)
近畿大学准教授(韓国古典文学、日韓比較文学)、博士(文学)
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商品説明
朝鮮時代末期の漢文艶笑説話集【本文・現代語訳・語釈・解説・校異・訓読】
日本で発見された、知られざる朝鮮の好色説話集。
屈託のない伸びやかな〈性〉の世界から、果たして何がわかるか。
朝鮮時代末期に漢文によって書かれた編著者未詳の艶笑説話集、
『紀伊斎常談(キイチェサンダム)』。
明るい性の世界をふんだんに描くとともに、他の韓国古典ではなかなか取り上げられない、朝鮮時代の、常民や賤人、と当時呼ばれた農民・商工民・被差別民の風俗・生活・文化をリアルに浮かび上がらせる。
2008年、日本の福岡で発見され、2010年7月に韓国・ソウル大学校・奎章閣に発見者により寄贈されたこの本の魅力を、本文はもちろんのこと、現代日本語訳、語釈、解説、校異、訓読、で紹介する。
またコラムでは、朝鮮の古典を読む基礎知識として、朝鮮時代の身分、家族とその意識、科挙、寡婦をめぐる問題、日本笑話との比較、商人、仏教と女性など、多方面から本書の理解を助けるようにした。
目次
はじめに
凡例
朝鮮八道図と本作の舞台
『紀伊斎常談』現代日本語訳・解説・注解
1 安東ソンビのこじつけ性愛術(花山居士伝)
コラム1 朝鮮時代の身分(染谷智幸)
2 性交は戦争である(力将軍伝)
3 朝鮮時代のエロ詩吟(郭朴伝)
4 寡婦、独身男の計略にはまる(両剣相婚)
5 赤っ恥をかいたソンビ、蛙をたたく(爾売芝麻)
6 愚かなソンビ、祭器におまるを使う(夜壺為祭器)
7 水綿が良いか、陽物が良いか(辣椒行媒)
コラム2 韓国の家族とその意識(山田恭子)
8 夫と見間違えて柿商と寝る(柿商非夫)
9 牛肉を使って寡婦を騙す(割臂図婚)
10 天下の文章家、実は世事に疎い怠け者(咬陽物之刑)
コラム3 朝鮮時代の科挙について(山田恭子)
11 ソンビ、僧侶の陽物を切り裂き大金持ちになる(劈僧陽物)
12 慌て者の兄、弟の妻の下着を履く(誤穿弟嫂服)
13 巨大な岩をも動かす男根(陽物退巖)
コラム4 まっぱだかの若様(染谷智幸)
14 メスのロバ、僧侶の子を生む(牝驢産僧)
15 瓦にも体位にも「男女のけじめ」がある(易瓦示喩)
16 陰毛も髭も凍りつく極寒世界(陰門接口)
17 結婚にとって第一義は性愛(陰?無入処)
コラム5 朝鮮時代の寡婦1──寡婦をめぐる倫理と制度(山田恭子)
コラム6 朝鮮時代の寡婦2──寡婦の苦悩と恨(染谷智幸)
18 夫婦、寝室で相まみえず(環屋隅)
19 食欲旺盛な父、娘の嫁ぎ先で赤っ恥をかく(柏粥懸嚳)
20 蟹、陰門と唇を挟む(蟹挟両人)
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 文学通信
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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