日本語の書き言葉はどう変わってきたか せめぎ合う漢字・ひらがな・カタカナ
発売日:2026年4月
- ページ数
- 236p
- ISBN
- 978-4-12-102905-8
- 著者情報
- 釘貫 亨(クギヌキ トオル)
1954年、和歌山県生まれ。1982年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。1997年博士(文学)・名古屋大学。1982年富山大学人文学部講師、1987年同大学助教授、1993年名古屋大学文学部助教授、1997年同大学教授、2000年同大学大学院文学研究科教授。名古屋大学名誉教授。専攻、日本語学
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商品説明
「お値打ちセール20%OFF!」日本語では漢字・ひらがな・カタカナ、それにローマ字までもが一つの文に共存している。これほど複雑な文字体系は世界に類を見ない。漢字からひらがなやカタカナが生まれたが、それらは独自に発展してきた。やがて藤原定家がひらがな文に漢字を所々に交ぜ、仏教説話で漢字カタカナ交じり文が生まれた。今や、ひらがな文が圧倒的に優勢である。文字が生んだ多様で豊かな文化と社会の変遷を辿る。
「お値打ちセール20%OFF!」
日本語では漢字・ひらがな・カタカナ、それにローマ字まで同じ文に共存しているが、これほど複雑な文字体系は世界に類を見ない。
漢字からひらがなやカタカナが生まれたが、それらは独自に発展してきた。
やがて藤原定家がひらがな文に漢字を所々に混ぜ、仏教説話で漢字カタカナ交じり文が生まれた。
今ではひらがな文が圧倒的に優勢となった。
文字が生んだ多様で高度な文化社会の変遷を辿る。
目次
はじめに
第一章 漢文と漢字
第一節 無文字社会からの離脱
五世紀の『宋書』「倭国伝」/五世紀日本の文字資料/倭王武(雄略天皇)/文字による支配権力の誇示/仏教と倭人の読み書き能力の向上
第二節 律令国家と公文書行政
文字依存社会への急激な移行/戸籍と計帳による住民の掌握/はじめての日本語記載/難波宮跡万葉仮名木簡/ウタを記載する
第二章 漢字を使った日本語転記
第一節 和歌と宣命――日本語を記すということ
和歌資料の重要性/国家的要請から生まれた宣命
第二節 祝詞と宣命の先後関係
祝詞の古さについて/律令宣命の新しさ
第三節 万葉仮名の森からの解放
万葉集儀礼歌の行く末/万葉仮名の森を抜ける
第三章 ひらがなのあゆみ
第一節 ひらがな文と文芸
ひらがなの成立/平安時代の古写本の体裁/古今和歌集
第二節 藤原定家の表記改革
読めなくなった王朝文芸/定家による歌文の表記改革/古典文芸の表記の変遷
第三節 平安末期の日本語の歴史的変化
古代語の音変化/古代語の文法変化
第四節 定家本『土佐日記』の漢字使用
『土佐日記』の特異性/定家写本の新たな資料価値
第五節 貫之自筆本と定家本の和歌の漢字使用の違い
定家本に注目しよう/読書習慣の変化
第六節 和漢混淆文に吸収されたひらがな文
和漢混淆文とは何か/文芸ジャンル「和漢混淆文」の成立
第四章 近世ひらがな文の展開
第一節 戦国時代分国法の文体
中世東国の公文書/伊達家「塵芥集」の文体
第二節 江戸時代の出版文化と書き言葉
十七世紀の識字層の拡大/契沖の上代研究と歴史的仮名遣い/仮名遣いを呼び込んだ江戸時代のひらがな文
第三節 明治普通文と言文一致運動の葛藤
近代国家にふさわしい文体とは何か/東京語の成立
第四節 言文一致体の矛盾
近代社会を揺るがせた仮名遣い改定問題/政治問題化した仮名遣い
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 中公新書 2905
- 出版社名
- 中央公論新社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
注意事項
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