日米密約史 核、朝鮮有事、沖縄をめぐる裏交渉
発売日:2026年4月
- ページ数
- 254p
- ISBN
- 978-4-12-102904-1
- 著者情報
- 信夫 隆司(シノブ タカシ)
1953年山形県生まれ。日本大学大学院法学研究科修士課程、Portland State University大学院政治学研究科修了。博士(政治学)。岩手県立大学教授、日本大学法学部教授を経て、日本大学名誉教授。専門は、国際政治学、国際関係史。著書『米軍基地権と日米密約―奄美・小笠原・沖縄返還を通して』(岩波書店、2019年、櫻田會特別功労賞受賞)
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
戦後、日米政府間で人知れず交わされた密約。政府首脳だけが把握し、日米安保のかげで、両国間の構造に深く組み込まれてきた。1米兵の裁判権放棄、2日本への核持ち込み、3基地からの米軍の自由な出撃、4沖縄への核持ち込みという四つの密約の正体とは何か。なぜ密約が生まれ、日本に何をもたらしたか。米国側の史料・新事実を踏まえ、裏交渉の全容を解明。ヴェールを剥ぎとり、対米依存の真相に光を当てる。
戦後、日米政府間で誰にも知られず交わされた密約。
政府首脳だけが把握し、日米安保のかげで、両国間の構造に深く組み込まれてきた。
1米兵の裁判権放棄、2日本への核持ち込み、3基地からの米軍の自由な出撃、4沖縄への核持ち込みという四つの密約の正体とは何か。
なぜ密約が生まれ、日本に何をもたらしたか。
米国側の史料・新事実を踏まえ、裏交渉の全容を解明。
ヴェールを剥ぎとり、対米依存の真相に光を当てる。
目次
まえがき
序 章 なぜ密約が交わされてきたのか
「表」の条約・「裏」の密約 密約とは何か なぜ密約は問題になるのか 本書の目的と方法 本書の構成
第1章 なぜ米兵を裁けないのか――刑事裁判権放棄密約の実態
1 刑事裁判権の原理
旗国法原理 領域主権論 NATO軍地位協定
2 日米行政協定の改定
日米の主張 交渉開始 解決の糸口 津田陳述
3 密約の成立
津田陳述の密約性 オランダ方式・ドイツ方式 密約の実務
4 密約の検証
津田陳述の非公表性 統計データによる起訴率 オランダ・ドイツの裁判権放棄事例 刑事裁判権放棄の透明性の確保
第2章 日本への核持ち込み――一九六〇年核持ち込み密約
1 米国の核政策・日本の非核政策
米国の核保有数の急増 アイゼンハワー政権のニュールック政策 NCND政策 重光・アリソン口頭了解
2 安保改定の舞台裏
岸首相の訪米(1957年6月) 藤山外相の訪米(1958年9月) 米国の核戦略 フォーミュラ案
3 秘密交渉の内幕
岸・ハーター交換公文 フォーミュラをめぐる日米交渉 藤山外相の口頭了解 秘密了解をめぐる攻防 日本側の譲歩 「討議の記録」
4 対米依存構造
密約調査と外務省報告書 「東郷メモ」 非核二・五原則 核持ち込み密約
第3章 米軍が自由に出撃するために――一九六〇年朝鮮議事録
1 国連軍と日本
「国連軍」の創設 「吉田・アチソン交換公文」 国連軍と戦闘作戦行動
2 国連軍と事前協議制度
「吉田・アチソン交換公文」の効力 日本案の内容 日本案への反応 統合参謀本部(JCS)の意見 朝鮮半島有事における例外規定
3 密約締結の真相
朝鮮半島有事の検討と米側の要請 日本側の対応 「好意的考慮案」 表向きと裏の取り決めの二重構造
4 朝鮮議事録
吉田・アチソン交換公文等に関する交換公文 朝鮮議事録 朝鮮議事録への署名 「事前協議なき出撃」 事前協議制度の形骸化
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 中公新書 2904
- 出版社名
- 中央公論新社
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。