世直しの社会意識 近世百姓的世界の解体と民衆運動
発売日:2026年3月
- ページ数
- 182p
- ISBN
- 978-4-8273-3127-1
- 著者情報
- 白川部 達夫(シラカワベ タツオ)
1949年北海道生まれ。現在、東洋大学名誉教授
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商品説明
質地請戻し慣行・頼み証文・私欲文言に着目して、近世百姓的世界の成立と変容を明らかにする。そして百姓的世界が解体する幕末維新期の《世直し》をめぐる矛盾の可視化や社会の分割基軸の転換、富の再配分と正当化などを現代を視野に入れて考える。
質地請戻し慣行・頼み証文・私欲文言に着目して、近世百姓的世界の成立と変容を明らかにする。
そして百姓的世界が解体する幕末維新期の《世直し》をめぐる矛盾の可視化や社会の分割基軸の転換、富の再配分と正当化などを、現代を視野に入れて考える。
目次
序 世直しの社会意識と現代
本書の関心と対象
民衆思想史と世直し状況論
市民社会形成史と伝統的正当性論
世界のグローバル化と本書の課題
I 百姓的世界の形成
1 公儀・領主と百姓的世界
2 百姓的所持―質地請戻し慣行
3 百姓結合―頼み証文
4 百姓の公と私―迷惑・我儘・私欲
II 百姓的世界の変容
一 質地請戻し慣行の構造と変容
1 質地請戻し慣行と小百姓的所持
2 質地請戻し慣行と地主的所持
3 地主的所持の強化と質地請戻し慣行の変容
二 頼み証文の展開と民衆社会
三 私欲世界の展開
III 世直しの社会意識
一 窮民の成立と言説構造
1 窮民の成立
2 窮民言説の構造
二 小賢しき者と世直し神
1 地域社会の変容と小賢しき者
2 世直しと小賢しき者
3 世直し神の登場
三 世直しと均分意識
1 近世後期の土地均分論
2 世直しと均分風聞
3 幕末維新期の土地均分建白書
4 土地所持観念の展開
四 百姓的世界の解体と窮民救済
1 新政府の窮民対策
2 葛飾県の窮民救済と百姓の再編成
3 恤救規則の成立
あとがき
もとになった主要な著書・論文等
商品詳細
- シリーズ名
- 塙選書 127
- 出版社名
- 塙書房
- サイズ
- 19cm
- フォーマット
- 新書・選書
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