難民がつくる学校教育 シリア人学校はいかにトルコで創られ、人びとを繋ぎ、支えたのか
発売日:2026年3月
- ページ数
- 221p
- ISBN
- 978-4-7503-6070-6
- 著者情報
- ガラーウィンジ山本 香(ガラーウィンジヤマモト カオル)
鳥取県出身。博士(人間科学)。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員PDを経て、上智大学総合人間科学部教育学科科研リサーチフェロー/上智大学人間の安全保障研究所研究員。専門は難民教育/教育開発。2010年、大阪大学外国語学部アラビア語専攻在学中に初めてシリアへ渡航。豊かな歴史と文化を湛えるシリアの街と自然の美しさ、そしてシリアの人びとの優しさ、寛大さ、誇り高さに魅了された。その1年後に紛争が勃発し、報道でシリアの街、自然、人びとの生活が破壊されていく様子を見て衝撃を受け、戦火を逃れ国外で避難生活を送るシリアの人びととその子どもたちを追いかけて難民教育研究を始める
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商品説明
国家制度のはざまに生きる難民。かれらが営む学校教育の実情と力動を紐解く。トルコのシリア国境地域における綿密な現地調査にもとづいて、そこに難民として暮らすシリアの人びとが築き上げた学校教育の多様性、多面性、ダイナミズムを描き出し、人びとの営みの総体としての学校教育の役割を明らかにする。
トルコのシリア国境地域における綿密な現地調査にもとづいて、そこに難民として暮らすシリアの人びとが築き上げた学校教育の多様性、多面性、ダイナミズムを描き出し、人びとの営みの総体としての学校教育の役割を明らかにする。
目次
はしがき
序章 なぜシリア難民による学校運営を質的に紐解くか
第1節 「難民」概念の定義と変遷
第2節 難民教育の重要性と課題
第3節 都市難民と教育
第4節 シリア難民の概況とトルコでの受け入れ
第5節 問題の所在と研究の目的
第1章 難民教育研究の現在地
第1節 難民の文脈における学校教育の役割
1.1 学校における人道支援
1.2 「平和」を目指した教育の危うさ
1.3 共同体への帰属の促進
第2節 難民教育研究の特質
2.1 人道援助プロジェクトとしての難民教育
2.2 個別・長期的視座の必要性
第3節 難民の生活世界からみる教育
第4節 難民教育研究に求められる分析要因
第2章 シリアの国情とトルコによる難民受け入れの変遷
第1節 シリアの国情と人びとの生活
1.1 概要と歴史
1.2 独立後、紛争前の政治体制
第2節 シリア危機の勃発と難民の発生
第3節 シリアの人びとの教育状況
3.1 紛争前のシリアにおける高い就学率と学習内容の偏重
3.2 紛争勃発後、教育にむけられた暴力
3.3 シリア難民の子どもの教育状況
第4節 トルコ政府によるシリア難民受け入れ
4.1 トルコによる難民受け入れの歴史と制度
4.2 シリア難民からみたホスト国トルコの特徴
第5節 トルコにおけるシリア難民への教育支援
5.1 国際支援ネットワークとの希薄な協調関係
5.2 トルコにおけるシリア難民の就学状況と「仮設教育センター」
5.3 シリア人学校に対する不公平なまなざし
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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