〈熟議投票〉の政治学 アイルランドの憲法改正にみる民主主義の変革
発売日:2026年2月
- ページ数
- 307p
- ISBN
- 978-4-7503-6077-5
- 著者情報
- 徳田 太郎(トクダ タロウ)
法政大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(政治学)。NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー、法政大学・法政大学大学院兼任講師。専門は、熟議民主主義論、ファシリテーション論
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商品説明
婚姻の平等、中絶の権利…。市民の熟議はいかにして憲法改正へと結実したのか。アイルランドの実践から、分断の時代における民主主義の再構築を問い直す。
熟議と投票は、対立するものなのか。本書は、ミニ・パブリックスと国民投票を結びつける〈熟議投票〉という民主主義の新たなプロセスを理論化し、アイルランドの憲法改正事例を通じて検証する。投票を「プロセス」として捉え直し、日本の民主主義への示唆を提示する一冊。
目次
第1章 序論
(1)背景と問い
(2)対象と方法
(3)本書の構成
第I部 アイルランドにおける〈熟議投票プロセス〉
第2章 アイルランドの政治と憲法
第1節 アイルランド政治と憲法改正手続
(1)議会と政党システム
(2)憲法改正と国民投票
第2節 アイルランド憲法と社会的・道徳的争点
(1)「婚姻の平等」をめぐる議論の変遷
(2)人工妊娠中絶をめぐる議論の変遷
第3章 ミニ・パブリックスと憲法改正
第1節 憲法会議と「婚姻の平等」
(1)憲法会議
(2)「婚姻の平等」国民投票
第2節 市民議会と人工妊娠中絶
(1)市民議会
(2)人工妊娠中絶国民投票
第4章 熟議デモクラシー論と直接投票
第1節 直接投票プロセス論と熟議
(1)「まず話しあい、それから投票する」
(2)レヴィの「熟議投票」論
(3)ランデモアの「一般投票プロセス」論
第2節 熟議システム論と直接投票
(1)マンスブリッジらの「熟議システム」論
(2)熟議システム論における直接投票の位置づけ
(3)熟議の2つの質
第5章 ファシリテーション再考
第1節 熟議デモクラシー論におけるファシリテーション
(1)熟議/ファシリテーションをめぐるジレンマ
(2)仲介行為とファシリテーション
(3)「包摂性と多元性」の2つのレベル
第2節 ファシリテーション概念の拡張
(1)「熟議システム論」からの捉え直し
(2)ファシリテーターとしてのアクティビスト?
(3)〈熟議投票プロセス〉のファシリテーション
第6章 事例の分析と評価
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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