「教育支援センター〈適応指導教室〉」の社会学 教育行政にできる不登校支援とはいかなるものか

樋口くみ子/著

発売日:2026年2月

  • 「教育支援センター〈適応指導教室〉」の社会学 教育行政にできる不登校支援とはいかなるものか
  • 「教育支援センター〈適応指導教室〉」の社会学 教育行政にできる不登校支援とはいかなるものか
ページ数
289p
ISBN
978-4-7710-4038-0
著者情報
樋口 くみ子(ヒグチ クミコ)
2018年 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、岩手大学人文社会科学部教授

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商品説明

不登校の子どもが増え続けるなか、全国に設置されてきた教育支援センター(適応指導教室)。そこには数十年にわたり、不登校の子どもの約1割が通い続けている。本書は、全国規模の実態調査とストリート・レベルの官僚制理論を用いて、期待と批判が交錯する公的支援の現実を描き、不登校支援に教育行政ができること、できないことを問い直す。

年間数万人の不登校の子どもが、なぜここに集まり続けるのか。

全国1,800超――最大の公的支援施設は、誰を包摂し、誰を排除してきたのか。教育行政の最前線を社会学の視点から初めて解剖する。

不登校の子どもが増え続けるなか、全国に設置されてきた教育支援センター(適応指導教室)。そこには数十年にわたり、不登校の子どもの約1割が通い続けている。本書は、全国規模の実態調査とストリート・レベルの官僚制理論を用いて、期待と批判が交錯する公的支援の現実を描き、不登校支援に教育行政ができること、できないことを問い直す。

目次

序 章 なぜ、いま「教育支援センター(適応 指導教室)」に着目するのか
 i 教育機会確保法と適応指導教室への期待
 ii 適応指導教室をめぐる謎
 iii 本書の構成

第一部 先行研究と研究方法

第1章 先行研究
 1―1 排除/包摂研究
 1―2 不登校研究
 1―3 本書の目的と課題

第2章 分析視角
 2―1 政治学理論の社会学的研究への応用
 2―2 ストリート・レベルの官僚制論の展開
 2―3 ストリート・レベルの官僚制論の概要
 2―4 本書におけるストリート・レベルの官僚制論の適用

第3章 調査対象と方法
 3―1 実証の論理としてのトライアンギュレーション
 3―2 問いの進展別にみる調査時期区分
 3―3 調査倫理とデータの使用許可について

第二部 誰が適応指導教室に集い、どのように受け入れられていくのか

第4章 適応指導教室の職務環境
 4―1 本章の課題
 4―2 調査とデータの概要  
 4―3 適応指導教室の設置傾向
 4―4 設備とサービスの傾向
 4―5 人的資源の傾向
 4―6 適応指導教室指導員はどのような環境で働くのか

第5章 誰が適応指導教室に集い、受け入れられているのか
 5―1 本章の課題
 5―2 調査とデータの概要
 5―3 人々はどこにアクセスするのか
 5―4 どのような人々が適応指導教室に集うのか
 5―5 受け入れのプロセスと対応
 5―6 適応指導教室に包摂される子どもの傾向
 5―7  適応指導教室利用をめぐるクライアントと行政職員の関係はどのようなものか

ほか

商品詳細

出版社名
晃洋書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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