算数授業研究 No.162(2026)

  • 算数授業研究 No.162(2026)
  • 算数授業研究 No.162(2026)
ページ数
71p
ISBN
978-4-491-05856-6

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商品説明

集後記より

 問題解決学習は,デューイが提唱した「問題解決の4 段階」に当てはめて授業を構成しなさい,自治体が作成した「〇〇スタンダード」の通りに授業を構成しなさいと,いつからか形骸化した。
 すると,その問題解決学習を見直すべく,「思考・判断・表現」というキーワードが掲げられ,「対話的な学び」が求められた。ところが,またも「対話的な学び」が,「ペアトークを取り入れ,指導案上に表現しなさい」と形式化が進み,またしても形骸化した。
 その「対話的な学び」を見直すべく,今度は,教科の本質に目を向けるべく,「数学的な見方・考え方を働かせる」というキーワードが掲げられた。しかし,「数学的な見方・考え方」それ自体の解釈が,数学を専門としない教員には難しく,期待したほど授業改善は見られなかった。「数学的な見方・考え方を働かせる授業の一般化」など程遠く,むしろ停滞をしているのが現状である。
 その現状を打破し,歩みを進めさせるために,今度は「探究的な学び」というキーワードが掲げられた。しかし,もうすでに「探究的な学び」のHow to を求める動きが,現場に見られる。このままでは,「探究的な学び」も形骸化の一途を辿る気がしてならない。それだけは,避けなければならない。本特集題はそんな思いから掲げたものなのである。
 本誌が,よりよい「探究的な学び」の実現を考えるきっかけになれば幸いである。
(大野 桂)

目次

算数授業研究 No.162 CONTENTS ▲
FEATURES
 探究的な学びの授業デザイン――算数授業の21事例

02 提起文▶大野 桂

提言 「探究的な学び」への期待と展望
04 算数科における「問題解決的な学び」を包摂する
  「探究的な学び」の最大化を目指して▶清野辰彦
06 算数科における「うまくいかない知」から始まる探究▶池田敏和

これが「探究的な学び」だ!
08 事例1 異学年交流を軸とした統計的な探究プロセスの深化▶青山尚司
10 事例2 「平等」を創り出す探究▶青山尚司
12 事例3 問題事象への「みえ方」の変容をおこす授業構成▶大野 桂
14 事例4 試行錯誤の先に,発見・創造がある活動▶大野 桂
16 事例5 ストーリーの中で探究的に学ぶ▶尾﨑正彦
18 事例6 子どもたちの疑問や問いをもとに探究的な学びをつくる▶久下谷明
20 事例7 データの世界に没頭する子どもたち▶久保田健祐
22 事例8 「探究的な学び」は毎日の算数の授業の中にある▶小松原健吾
24 事例9 算数を楽しむ! 未知に挑む探究▶志田倫明
26 事例10 探究的に学ぶ姿▶白石大樹
28 事例11 どちらの面積が大きい?▶盛山隆雄
30 事例12 その見方,すごいね!▶盛山隆雄
32 事例13 展開図の発展が生み出す探究的な学び▶瀬尾駿介
34 事例14 日常事象から始まる数学的活動▶田中英海
36 事例15 数の範囲を拡げていく探究▶田中英海
38 事例16 子どもと数値をきめて進める▶中田寿幸
40 事例17 子どもが問いを立て,仮説を構築し,確かめていく学び▶中田寿幸
42 事例18 「探究しなさい」より,いい教材を!▶前田健太

ほか

商品詳細

出版社名
東洋館出版社
サイズ
26cm
対象年齢
教員
フォーマット
単行本

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