彼女たちの「戦後」 12人の肖像
発売日:2026年3月
- ページ数
- 199p
- ISBN
- 978-4-00-432103-3
- 著者情報
- 山本 昭宏(ヤマモト アキヒロ)
1984年奈良県生。2012年京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。神戸市外国語大学外国語学部准教授。メディア文化史・歴史社会学
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商品説明
戦後日本を女性たちはどのように生きたのか。黒柳徹子、土井たか子、大橋鎭子、鴨居羊子、田辺聖子、角野栄子、平野レミ、中山千夏、吉永小百合など、男性優位の社会に多くの女性の声を媒介し、支配的な価値観に風穴をあけてきた12人。日々紡がれた〈文化としての民主主義〉の諸相を描き、従来の戦後史の語りを読みかえる。
戦後日本を女性たちはどのように生きたのか。黒柳徹子、土井たか子、田辺聖子、吉永小百合など、男性優位の社会に多くの女性たちの声を媒介し、支配的な価値観に風穴をあけてきた一二人の女性たち。日々紡がれた〈文化としての民主主義〉の諸相を描き、男性中心の戦後史の語りを読みかえる。雑誌『世界』の連載に大幅加筆。
目次
はじめに
1 黒柳徹子 戦後理想主義の残照
黒柳の「戦後体験」
ひとりの「おばさん」の立場で考えること
『徹子の部屋』が聞き取った戦争体験
『窓ぎわのトットちゃん』の反戦
シャネルズ・タモリ・森繁久彌
2 土井たか子 憲法の子
「土井構想」の思想
神戸での戦争体験と大学進学
国会での存在感
「おたかさんブーム」を支えた女性たち
「山が動いた」
平等な関係性を目指して
3 大橋鎭子 ひと手間の思想
「とと(父)」のように生きてゆく
女性たちの会社
生活世界からの捉え直し
「ほんのちょっとしたこと」
「気づくこと」と「動くこと」
4 鴨居羊子 戦後の「全身表現者」
「下着革命」の旗手
大阪・金沢・京城
デザインのなかの自由
「いま・ここ」を愛しぬく
多面体の輝き
5 田辺聖子 恋愛と「戦中派」の思想
「陛下、置いてけぼりにしないで下さい」
大阪文化のなかから
昭和五〇年代の「翔んでる」女たち
戦中派の胸のうち
『おかあさん疲れたよ』
6 山崎豊子 恋と戦災
「大衆性」の由来
類型と両義性による作劇
女たちの事業
転機としての『花紋』
「戦後はまだ終わらず」
7 角野栄子 青空の底の黒
「たとえ小さな存在であっても」
サンパウロの「心臓(コラソン)」
想像のなかの八つの海
トンネルの脱走兵
『魔女の宅急便』の青空
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波新書 新赤版 2103
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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