白先勇文学が召喚されるとき ある中国語作家の創作人生とその受容
発売日:2026年2月
- ページ数
- 232p
- ISBN
- 978-4-86283-404-1
- 著者情報
- 八木 はるな(ヤギ ハルナ)
1986年、愛知県生まれ。中央大学理工学部准教授。東京大学人文社会系研究科博士課程、単位取得満期退学。文学博士(2018年、東京大学)。高崎経済大学地域政策学部教員を経て、2023年より現職。専門は、台湾を中心とする中国語圏の現代文学
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商品説明
中国語圏で広く読まれている現代作家、白先勇。彼の文学的営為と思想的傾向とは。さらにその作品はいかに社会に受容されてきたのか。アダプテーションに着目し、白先勇を日本の読者に広く紹介。
目次
目次
はしがき
凡例
序 章
一 白先勇の生い立ち─やむを得ない移動、病による隔離、宗教的多様性、ゲイであること
二 白先勇の創作歴、主な作品の特徴
三 白先勇文学に関する先行研究概観
四 本書の学術的独自性
五 白先勇文学の映像・舞台劇アダプテーション
六 本書の焦点と構成
第一章 「本省人」像を解体し、空襲の悲劇を訴えるために
── 一九八五年台湾映画『孤恋花』に見出された社会的意味
はじめに
一 台湾「郷土映画」という形式をとったアダプテーション
二 一九七〇一九八〇年代における白先勇の思想的立場
三 まとめ─映画版『孤恋花』に内包された思想的意味
おわりに
第二章 エグザイルとしての在米中国人
── 一九八九年、小説「謫仙記」から中国映画『最後的貴族』への改編をめぐって(一)
はじめに
一 小説「謫仙記」(一九六五)の主題再考
二 エグザイルとしての在米中国人─映画『最後的貴族』における李の物語の特徴とその背景
おわりに
第三章 アメリカ留学を果たした中国人女性の生きざま
── 一九八九年、小説「謫仙記」から中国映画『最後的貴族』への改編をめぐって(二)
はじめに
一 専業主婦から職業婦人へ─映画版における在米中国人女性像の特徴
二 一九八九年の中国社会に『最後的貴族』が発したメッセージ
おわりに
第四章 台湾人が「中国性」と向き合うために
── 二〇〇五年台湾テレビドラマ『孤恋花』に見出された社会的意味
はじめに
一 上海で誕生した台湾語歌謡曲「孤恋花」
二 台湾人が再構築する「華人」の物語─曹瑞原の使命感
三 崑曲「青春版『牡丹亭』」に向かう白先勇の思索との共振性
おわりに
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 関西学院大学出版会
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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