香港の日本人 十九世紀見聞録

陳湛頤/著 千島英一/訳

発売日:2026年1月

  • 香港の日本人 十九世紀見聞録
  • 香港の日本人 十九世紀見聞録
ページ数
189p
ISBN
978-4-86329-325-0
著者情報
陳 湛頤(チャン チャムイー)
1974年、香港中文大学崇基学院を卒業した後、日本の広島大学に留学。1980年、香港に戻り、大学等にて日本語教育に従事。本書を上梓した頃は、香港大学日本研究学系にて教育に当たっていた。主たる研究領域は、日本語文及び日本文化研究で、近年の研究は港日関係にまで及んでいて、本書の刊行もその研究の一環である

千島 英一(チシマ エイイチ)
1947年6月生まれ。国立台湾師範大学大学院国文研究科碩士課程卒業(文学碩士)。中国語方言学、中国言語文化論専攻。文学博士(金沢大学)。元熊本大学大学院教授、東京外国語大学非常勤講師、金沢大学国際交流シニアアドバイザー、NHKラジオ中国語講座応用編講師等を歴任。現在、公益財団法人マブチ国際育英財団奨学生選考委員

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商品説明

香港と日本の関係史の起点ともいえる19世紀後期、英国統治初期の香港に漂着・寄港した日本人(漂流民、遣欧米使節団、作家・文人・政治家)はそこで何を見聞したのか。

本書は香港返還の2年前(1995)に香港で刊行された。19世紀の開港当初の香港を、幕末に漂流し流れついた漂民、明治維新後に遣欧遣米で経由した外交使節団、当初名を馳せたジャーナリストや作家・文人(福沢諭吉、森鷗外、矢野龍渓、徳富蘇峰など)による香港滞在記を広東語で紹介したものの抄訳となっている。
当時の日本人は香港についてどんな印象や見解を持っていたのか、「香港」の原点が浮かび上がってくる視点の広い記録集である。

目次

第一篇 日本の漂民と香港
「モリソン号」に乗船し、帰国を果たせなかった日本人漂民たち
香港開港初年に立ち寄った「観音丸」の漂流船員
「永住丸」の船員弥市が見た香港
一八五〇年代初頭に香港を通過した「天寿丸」の漂民
「栄力丸」の水夫彦蔵らの経験

第二篇 幕末から明治初年にかけての遣米、遣欧使節団が見聞した香港
一八六〇年の遣米使節団の香港見聞
一八六二年の遣欧使節団の香港見聞
一八六四年の遣仏使節団の香港見聞
一八六五年の遣仏、英使節団の香港見聞
一八六七年のパリ万博へ派遣された一行の香港見聞
一八七三年の岩倉使節団の香港見聞

第三篇 十九世紀後半における各界人士の香港見聞
成島柳北の「航西日乗」
矢野龍渓の「矢野文雄通報」
森鷗外の「航西日記」
岡千仭の『観光紀游』
谷干城の「洋行日記」
徳富蘇峰の香港に関する旅行記と評論

商品詳細

出版社名
弦書房
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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